マクドナルドが客足の回復を受けて通期利益予想を増額修正

[TAROSSAさん]

日本マクドナルドホールディングスは９日、今期（12月期）の連結業績予想を上方修正したそうです。

期限切れ鶏肉の使用など一連の品質問題で客離れを起こしましたが、魅力的な商品メニューの提供や店舗改装による集客増で客足が戻ってきたことを受けて利益の額を増額したそうです。

 

最終損益は従来予想から28億円増となる38億円の黒字（前期は349億円の赤字）、営業損益は17億円増の50億円の黒字（234億円の赤字）、売上高は50億円増の2250億円（18.8％増）に上方修正したそうです。

 

同日に発表した平成28年１〜９月期連結の最終損益は32億円の黒字（前年同期は292億円の赤字）、営業損益は38億円の黒字（207億円の赤字）で、売上高は前年同期比20.1％増の1652億円だったそうです。

 

日本マクドナルドホールディングスコミュニケーション本部ＰＲ部の蟹谷賢次部長は同日に都内で開いた決算説明会で「まだまだ品質改善など取り組むべきことは多いが、昨年４月に策定したビジネスリカバリープランの効果で、家族連れの顧客が戻ってきている」と説明したそうです。

 

もう、期限切れ鶏肉の使用などの話を忘れている人も多いかもしれませんね。

 

2702：2,964円