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【黒田】市場のルールは変わらず?重要なのは日銀の対応
ドル円は小高く推移しています。一昨日は105円の大台に迫る動きも見せ、1ドル=100〜105円という膠着レンジ相場をようやく脱しつつあるような感じです( ∩"◡"∩)ヤッターン
とはいえ、くどいようですがドル円の一段高のためには円安要因が必須かと思います。また、ドルインデックスを見ても、ほぼ9カ月ぶりの水準に突入しようとしていることから、米国当局がそろそろドル高の是正に動いてくる可能性もあり、警戒が必要です。
これまでのドル・円相場についてまとめておくと、一昨日(25日)の東京市場は、1ドル=104.20〜104.40円台の狭いレンジで上下しました。日経平均の上昇もあって上値を伸ばす場面もありましたが、この水準では伸びきれずといった感じでモミ合いが続きました。
海外市場は、1ドル=104.10〜104.80円台で大きな値動きを記録しています。欧州市場では、米長期金利(10年債利回り)の上昇もあってジワリと上値を伸ばしました。
NY市場では、今月高値(104.63円)を抜けたこともあって105円を試す動き。しかしながら、(米)10月消費者信頼感指数が市場予測を下回り、前月から大きく低下するなどしたことで、一転して急落し、安値をつけました。その後は下値圏でモミ合ったまま終了。
昨日(26日)の東京市場は、1ドル=104.00〜104.30円台でやや忙しい動きでした。序盤にした押される場面もありましたが、104円台に踏みとどまる強さを確認すると、急反発して高値をつけました。ただ、それ以上は伸びきれず、やや軟調な推移が続きました。
海外市場は、1ドル=104.00〜104.60円台で一段高となりました。欧州市場では、104円割れを試す動きもありましたが、結局は割らずにジワリと上値を伸ばしてNY市場へ。
NY市場では、EIA(米エネルギー省エネルギー情報局)の発表した原油在庫が予想外の減少となり、原油が上昇したことでドル買いの流れ。NYダウも底堅く推移しており、一段高となりました。
とりあえず、ドル買いの流れは継続ですね。徐々に強気派も増え始め、年末の想定レートは1ドル=110円といった声も上がり始めました٩(ˊᗜˋ*)وイクゼー!
というわけで、今日は今後のドル円相場の展望を中心にポイントなどを解説させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。
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