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投資顧問1万円情報2928RIZAPグループ
2928 RIZAPグループ
【取引要項】
買いメドは940円前後まで。想定の取り組み期間は3-4週間程度。想定目標株価@1150円付近への高評価を期待する。
一方、損切りについては780円割り込みでリスク許容に応じて要検討と考える。
なお、取得株価、想定目標株価、損切りラインなどは、あくまでも参考値としての目安記載であり、投資家個々にリスク許容度などトレードの感覚は異なるため、ご自身の取引ルールやご判断を優先することが大切になる。
現時点では発表日時不明ながら、11月中旬(15年は11月12日)に中間決算を発表予定で、通期業績見通しの上方修正への期待は高まっていくと思う。決算発表イベントでの関連ニュースで評価を高める銘柄と見ている。
(20日終値@908円に対する目標株価の想定上昇率+26.6%前後。)
【推奨理由など】
化粧品、美容機器、健康食品やダイエット食品の販売などを行う健康コーポレーション、パーソナル減量ジム「RAIZAP(ライザップ)」などを傘下に持つグループ会社。7月に健康コーポレーションから現社名に改称した。
全国に90店舗(10月中に開設予定店舗含む)海外6店舗を展開するパーソナル減量ジム「RAIZAP」(「結果にコミットする」のTVCMで一躍有名になった)が主力事業。
集客力が強いRAIZAP事業はリピート客が増加、また新規開店も前期(36店舗)を上回る40店舗計画で、収益力が一段と高まっている。
傘下の子会社を通じて展開する健康食品なども「ライザップ」ブランドで販売が拡大。旺盛なM&Aで直近では体型補正下着のマルコを買収。買収子会社も「ライザップ」ブランドで、テコ入れを図っていく。
8001伊藤忠商事とはアパレル領域で組んで、有力メーカーとサブライセンス契約を締結、ライザップ利用者から要望が多かったトレーニングウエア、スポーツウエア、アンダーウエア、ソックスなどを「ライザップ」ブランドで展開していくことも決まっている。
業績は前期(16年3月期)の本決算が、売上高554億円(前期比+41.8%)、営業利益50.6億円(+140.3%)、経常利益46.3億円(+138.4%)、純利益24.6億円(+50.7%)、1株当たり純利益19.4円実績。
営業利益が倍増超になるなど、成長ステージを突進中。
今期(17年3月期)の会社側の通期業績計画は、売上高1000億円(※前期比+80.3%)、営業利益101.5億円(+100.3%)、経常利益46.3億円(+104.7%)、純利益60億円(+143.3%)、1株当たり純利益47.0円見込み。
(※前期比増減率は、今期からIFRS[国際会計基準]に移行するため、厳密には」基準が異なる参考掲載まで)
しかし、本日(10月20日)一部報道で、4-9月期(中間期)決算の営業利益が70億円程度と従来予想比を+20億円上回ったと伝わった。
利益拡大の要因は、RAIZAP事業のジム会員数増加の一方、テレビCMなど広告宣伝費を抑制したことが奏功したという。また今期の通期営業利益は会社計画の101億円の従来予想を上方修正する公算が大きいともいう。
そこで報道どおり中間期70億円着地と仮定、ここから通期での着地水準を予想すると、第1四半期(4-6月期)の営業利益実績が37.2億円であったので、通期計画101億円を4四半期で均等化=1四半期の会社計画は25.3億円が基調と考えられ、1Q、2Qは概ね10億円の超過。通期で40億円超過期待の141億円程度と見ることもできる。営業利益で+40%程度の上振れと好感触。
ただ会社側から一部報道を追認するコメントは出ていないので、慎重に今期利益は計画比+20%着地と予測すると、株価は1150円付近の評価が期待できる。
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