まったく貯蓄できない「隠れ貧困」が急増中。将来的に家計が破綻!?
10月09日09時04分 提供:日刊SPA!
特に贅沢をしていないのに貯蓄ができていなかったり、財布の中がいつの間にか空になっているなど、昨今「隠れ貧困」と呼ばれる人々が増えているという。一見裕福そうにみえる家庭なのに、なぜ貧困に陥るのか? 急増中の「隠れ貧困」の確信に迫った。
◆貯蓄できない人は予備軍!40代の「隠れ貧困」が急増中
厚生労働省が発表した平成26年の「国民生活基礎調査」によれば、全世帯の平均所得金額は541万円。世帯年収が500万~600万円もあれば平均的な生活はできるはず。だが、「平均所得以上の収入があり、一見、裕福に見える家庭にこそ、貧困が隠れている」と指摘するのは、経済ジャーナリストの荻原博子氏。
「特別に贅沢はしてないのに貯蓄ができていない人や、財布の中のお金がいつの間にか消えている人、十分な貯蓄がなくて漠然と将来に不安を感じている人――これらに当てはまる人は、昨今増えている『隠れ貧困』の可能性が高いといえます」
「隠れ貧困」とは、普通の生活ができているが、このままいくと将来的に、家計が破綻する可能性の高い貧困予備軍のこと。
「『隠れ貧困』の最大の特徴は、いかに収入があっても、貯蓄ができていないところです。今はなんとか自転車操業でやり繰りできていても、貯蓄がないので、万が一病気をしたり、リストラされたりして収入が減った場合は、借金しないと家計が成り立たない。貯蓄ができない人は、当然ギリギリの生活をしているので、借金を返すことができず、負債も膨らんでしまいます。そして、最終的に家計が破綻する可能性が非常に高いのです」
なお、日銀の「家計の金融行動に関する世論調査」(2人以上世帯調査2015年)のデータによれば、年収500万~750万円未満のうち、20%が貯蓄なしだという。年収1000万~1200万円未満と高収入を得ている世帯でも、実に7世帯に1世帯がまったく貯蓄ができていない「隠れ貧困」に陥っているのだ。
3件のコメントがあります
1~3件 / 全3件
こんにちは。
「生活保護制度があるから利用している」という人も増えていますね。
生活保護を受けるなんて恥、という意識がまるでない。
中には、3代生活保護利用世帯も・・・向上心が全くない。
生活保護を受け続けるために、パート仕事も減らしている人がいて、そういう人はだらしなく太っています。
私の友人で生活保護を受けているなんて人がいたら、周りがみんな、警戒しますよ。
生活保護制度は反対です。人間を堕落させる。
こんにちは。
年収1000万越えていても、14%が貯蓄無しとは驚きですね。
まあ自分名義じゃない(親のとか)資産とかがあるのかもしれませんがね。
年収1000万越えていても、14%が貯蓄無しとは驚きですね。
まあ自分名義じゃない(親のとか)資産とかがあるのかもしれませんがね。
まさかの想定をしてない。人生は谷も有れば晴れもあるのにね。