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志多組破綻↓

宮崎県の建設業界最大手の志多組が民事再生法の適用申請ですね。

先週の金曜日だったのですが、建設業界に身を置く友人からかかってきた電話での、朝一番の報告は「志多組の現場がストップした!」です。

建設業以外にも手を広げていたので、当然私の会社にも影響がありましたね。連鎖倒産はこれから広がっていくので、まだ確定ではないですが、今のところ500万円くらいが水泡に帰しました・・・。

もっともうちの会社は噂を早々に聞きつけていたので、早い段階から徐々に手を引いていったのでこの程度で済みましたが、建設関係はこれから凄そうです。

東京の「青木不動産」「ケイ・エス・シー」といった、言葉は悪いけど”弱小”規模のディベロッパーと繋がりが深かったというのが分かった時点で、賢明な宮崎の業者さんは警戒していたらしいのですが、警戒することと手を引くことは違います。引くに引けない事情もありますし。

そして今回の破綻に繋がっていくわけですが、私が思うに今回のは「計画的」と言わざるを得ない状況。何しろ志多組子会社の「某A技建」では民事再生法を申請する前日に「志多組は規模を縮小するけど、潰さないよ」などという連絡を受けていたらしいし、具体的なプランまで発表されたらしいですからね。

ちなみにそのプラントは「某A技建の社員・従業員の指名解雇(社長を除いて全員)と、志多組への吸収・合併」「志多組の社員数120人削減」などなど。

厳しい内容ですが、ここまで具体的に明示されると「志多組自体は残るのね」と誰でも思ってしまいそうです。実際に8日金曜日を迎えるまで、一部の人間を除いて、誰もが志多組の存続に疑義はありませんでしたから。

今回、民事再生法の適用申請ということで、経営陣は少なくなると思うけど、総入替はまず期待できません。M銀行がある程度介入すると思いますが、効果の程はやはり期待できません。

非上場会社の株式会社で民事再生法の適用申請する場合、その目的は完全に二極化されます。「素早い処理で関係各社への被害を最小限にとどめたい!」と思う人格者の思想が反映されるか、「財産の確保だけはしないとね!下請けさんには泣いてもらいましょ♪」という悪徳経営陣の思惑が見え隠れするかのいずれかです。

そこまで被害がなかったので、志多組がどうなのかという問題を議論するつもりはさらさらないのですが、願わくば前述前者であってほしいものです。

それにしても連鎖倒産の余波だけはいただきたくないなぁ・・・。
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