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固定抵抗器(電気抵抗値を得る目的で使用される電子部品であり受動素子)で世界首位級。長野県上伊那郡のKOAパインパーク中心に、国内生産70%のメーカー。自動車向けに強みがあり、6月の受注は前年同月比+5%(前月比+9%)と改善中。
抵抗器の他にサーミスタやインダクタ、ヒューズ、バリスタの分野でも高いシェアを誇る。
同社は過疎化が進む伊那谷の雇用を守ることをミッションに、国内で研究開発を進めながら、世界抵抗器市場で戦う姿勢を維持している。
前期(16年3月期)の本決算は、売上高454億円(前期比△2.4%)、営業利益25.9億円(△29.5%)、経常利益29.7億円(△36.1%)、純利益19.9億円(△41.6%)、1株当たり純利益54.5円実績だった。
米国、アジア向けの車載部品は売上が拡大。しかし、アミューズメント向け、エアコンなど家電向け、PC関連向けは減少、売上高が伸び悩んだうえ、研究開発費など固定費増加が響いて大きく減益になった。
こうした業績推移を織り込む形で、15年6月~16年6月まで株価は右肩下がりの下落トレンドが長くつづいた。
ただ6月28日に安値683円を付けると、7月に底入れ反騰の動きを見せて7月21日に高値795円を付けるまでになった。
6月が大底、7月からは底入れ反転の中期的トレンドに転換していくと期待できる。
今期(17年3月期)については、会社側は中間期、通期の業績見通しの合理的な算定が困難として、第1四半期のみ期初段階で開示した。
1Q見込みは売上高106億円(前年同期比△9.3%)、営業利益5.2億円(△38.5%)、経常利益5.6億円(△48.8%)、純利益8.8億円(+11.2%)、1株当たり純利益23.9円見込みとしている。自社保有の営業拠点の移転に伴う固定資産(土地)譲渡により売却益が発生、この特別利益が利益を押し上げている。
想定為替レートはドル/円107円、1円の円高が営業利益を通期で1億円の減益要因になる感応度だという。
これらから仮に会社の1Q計画が第2四半期以降は最終利益で半減程度でつづくと考えると、1株当たり純利益は55円付近の着地になると予想した。
つまり前期並みの業績は十分に確保できると考えた。1株当たり純利益55円程度であれば、当面の株価は880円付近までの戻りは可能と見た。
7月15日時点の信用倍率は0.39倍と大きく売り長。仮に日銀の追加緩和が出て日経平均の上昇、為替の円相場の円安進行など同社株価の追撃材料が顕在化すると、買戻し中心に比較的短期間に上値を試すという考え。
買いメドは815円前後まで。想定の取り組み期間は2週間強程度。想定目標株価@880円付近への戻りを期待。
一方、損切りについては670円割り込みでリスク許容に応じて要検討と考える。
なお、取得株価、想定目標株価、損切りラインなどは、あくまでも参考値としての目安記載であり、投資家個々にリスク許容度などトレードの感覚は異なるため、ご自身の取引ルールやご判断を優先することが大切だ。
週明け7月25日にすぐに今期・第1四半期決算発表を予定している。期初の計画の想定線での着地が濃厚であり、1Q発表前でも買い注文を入れて差し支えないと見ているが、慎重なトレードを優先される場合、25日に飛びつくのは見送って、25日の1Q決算内容を確認、週央あたりで買い始めるのもいいと考える。
(22日終値790円に対する目標株価の想定上昇率+11.3%前後。)
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