いよいよヘリコプターマネー

[曹操さん]

日経に最近ヘリコプターマネーに関する記事が出ていたが、先日安倍総理が前FRB議長のバーナンキ氏と面会する旨の情報がクローズアップされた。このタイミングでwいいか悪いかは別にして、総理周辺はヘリコプターマネーが取り上げられた点について困惑しているということであった。これって実際のところは下記： ・今秋にも編成される１０兆円超の大型経済対策だが、政府には金がない。そこで国債発行が意識されるが、三菱東京UFJがプライマリーディーラーを返上しようとしている中で、新規で国債を発行できる環境にはない。誰が国債を引き受けるのか？・こんなタイミングでミスターヘリマネと称されるバーナンキ氏と面会なんてすると、ヘリマネ導入に関して事前に何らかの協議があったと思われても、仕方のない話だ。・実のところ今回のバーナンキ氏との面会のリークは政府筋が故意に出したもの。現況の市場の反応を確かめたかったのが狙い。想定よりも悪かったのは想定外なんでしょうけど。・これらを含めて日銀の黒田氏と事前調整をし最終的に決断していく。国が国債で借金をし、それを市場を通さず、日銀が直接引き受ける財政ファイナンス。非伝統的であり異次元緩和の最終兵器。あるタイミングで日銀の信用が失墜した場合、ハイパーインフレ、円の暴落、長期金利の上昇などを招くリスクが相当高い。・すべてのリスクを知ったうえで実行しようとする日銀。ジャスダックに上場する民間銀行であり政府からは独立しているとされているが、影の大株主がいるらしい。そいつこそ今回の黒幕。なにを狙っているかといえば、端的に言えば「ヘリコプターマネーという金融兵器による日銀破綻作戦」とでもいうんでしょうかｗ 以上、小生の妄想でしたｗ