サブプライム問題は、日本での住専問題とよく似ています。
最終の資金の出し手が当時の都銀だったり。
ただ、日本では証券化という手法がまだ進んでいなかった為、被害は局地的で済みました。
ところが、今回のケースでは、ハイリスクのサブプライムとローリスクのプライムをブレンドしミドルリスクに仕立て上げ、世界中にばら撒いたのです。
結果、世界のあちこちで次々に火をふいてくるのです。日本も例外ではありません。
現に野村證券は1-6月期に700億円もの損失を計上しました。
(もっとも野村にとっては、投資信託の収益だけでも充分に補える金額だったので敢えて発表したのでしょうが。)
日本の金融機関にもサブプライム爆弾が仕込まれているでしょう。9月中間決算に向け、後発事象として、どこまで開示してくるか?日本にとっての恐怖は正にこれからなのです。
先週、海外投資家が早々とメガバンクの損切りを始めました。深手を負ってるのが分かってからでは遅いというのが背景にあるようです。
あなたの投資先は大丈夫ですか?野村の他、アクサ生命もやられているとの事ですよ。