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2016/06/06 - ☆トレードは楽しい☆さんの株式ブログ。タイトル:「【NY為替オープニング】」 本文:【NY為替オープニング】イエレンFRB議長、利上げ、経済見通し維持か◎ポイント・米・5月労働市場情勢指数(4月:-0.9)・イエレン米FRB議長講演・ローゼングレン・ボストン連銀総裁「米5月雇用統計の

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【NY為替オープニング】

【NY為替オープニング】イエレンFRB議長、利上げ、経済見通し維持か

◎ポイント
・米・5月労働市場情勢指数(4月:-0.9)
・イエレン米FRB議長講演
・ローゼングレン・ボストン連銀総裁「米5月雇用統計の弱い結果が礎的減少かどうか見極めることが重要」「緩やかな利上げに十分な成長が見込まれる」「インフレが2%目標に向けて上昇する証拠がある」

 6日のニューヨーク外為市場では先週末発表されたネガティブサプライズとなった雇用統計を受けたイエレンFRB議長の講演での講演、米FRBが発表する5月労働市場情勢指数で米国労働市場のたるみをさらに探っていく。

米5月雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比3.8万人増と、市場予想16.0万人増を大幅に下回りマイナスとなった2010年9月来6年ぶりの低水準となった。4月分の雇用増加数も16万人から12.3万人へ、3月分は20.8万人から18.6万人へそれぞれ下方修正された。2か月で5.9万人の下方修正となる。大手電気通信事業者であるベライゾンのストライキによりおおよそ3.5万人が影響したと見ても依然10万人割れで弱い結果と言える。3ヶ月平均は11.6万人、6ヶ月平均は17万人と、いずれも20万人を下回った。3ヶ月連続の20万人割れは労働市場の改善ペースが下方に傾斜した証拠、また、ピークをつけたとの意見も少なくなく、金利先物市場での期近の利上げ確率は大幅に低下。6月の利上げ確率は雇用統計発表前の40%前後から4%に急落した。

イエレンFRB議長の講演では、5月ベージュブックで示された「雇用のひっ迫や賃金が上昇している兆候」に関する説明、ネガティブショックとなった5月の雇用統計を受けた米国の労働市場に関する判断、見通しに焦点が集まる。

連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は講演で、米5月雇用統計の冴えない結果を受けて、労働市場の成長ペースの鈍化を認めるものの、この傾向がひとつきだけか長期にわたるものか判断していく姿勢を示すと同時に、「労働市場は依然健全」と強調する可能性がある。また、7月の利上げの可能性も除外しないと見られている。ゴールドマンサックスのストラティジストも顧客向けレポートの中で、前回5月27日のバーバード大でのイベントと同様に、「今後数か月の利上げが妥当となる可能性」に言及する可能性もあると指摘。前回5月27日のバーバード大でのイベントでは、雇用や物価の状況改善が継続することを前提に今後数か月の利上げが妥当となる可能性に言及していた。

議長は米国経済に関しても、依然、成長を維持しており、段階的な利上げが妥当だとの見解を維持する可能性がある。ボストン連銀のローゼングレン総裁と同様、「米5月雇用統計の弱い結果が礎的減少かどうか見極めることが重要」「緩やかな利上げに十分な成長が見込まれる」「インフレが2%目標に向けて上昇する証拠がある」と、見通しを大幅にハト派に転換する可能性は少ないと見られている。

・ドル・円は、200日移動平均水準の116円39銭を下回っている限り下落基調。
・ユーロ・ドルは、200日移動平均水準の1.1097ドルを上回っている限り中期的な上昇基調に入った可能 性。
・ドル・円107円10銭、ユーロ・ドル1.1343ドル、ユーロ・円121円48銭、ポンド・ドル1.4393ドル、ドル・スイス0.9746フランで寄り付いている。




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