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Amazonでたった一円の本を買った -現代の円本?-

 Amazonで古本をたった一円で買った。実際のところは、本題が1円、配送料が257円もかかるから、しめて258円の出費。まぁ古本屋で260円の本を買ったと思えば納得はできる。(笑) でも、古本屋さん、大丈夫かなぁ??

 大正15年に改造社が一冊一円で「日本文学全集」を売り出したのが一円本のはじまり。それまで本は高価なものであったが、これを機に各社も相次いで一円の本を売り出して結構な数が売れたという。ようやく庶民の読書欲がみたされる時代が到来したということだったのだ。そして、このての本は「円本」と総称された。


 実は一円本を買ったのはこれで2冊目だった。 翔年は古本屋さんには昔からお世話になってきた。この一円本は、なんか古本屋さんに申し訳ないような気持ちが消えません。

巌谷大四著「文学歳時記」 TBSブリタニカ刊 1984年4月25日 第8刷 定価1200円 


一円で商売がどうして成り立っているのか、ちょっと考えた。

1. 客引きのための商品 → 古本商売はお客がきてくれなければ、話にならないからこれは宣伝費か?

2. 利益圧縮のための商 → 仕入れは100円~200円くらいだろうから、1円との差額は原価割れの大赤字だ。売れない本は書庫に眠らせておけば保管費が嵩むだけ。捨てたら産業廃棄物として処理費がいる。売るに売れず、捨てるに捨てられずではないか? 
唯一、考えられるのは、もし古本屋に他の高価本販売で利益がでているのなら、この赤字で利益圧縮して税金対策にはなるのかな??

 商売にうとい翔年はこれぐらいしか、一円本が流通している理屈がわかりません。 

 古本屋さん、なんとか智慧を絞って商売を続けてくださいね。お願いします。


Isaac Asimov 著 奥田隆一他編 "Words from History 1" 2002年5月1日 第6刷発行 定価1600円


 アシモフの本が1円で買えるのなら、あと1、2冊は買いたい!


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