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【6月利上げは?】地区連銀総裁からは前向きな発言が続くも

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昨夜はアメリカの地区連銀総裁の講演が続き、比較的利上げへ前向きな発言も見られましたが、ドル買いにはイマイチ結びつきませんでしたね。米長期金利(10年債利回り)は上昇したのですが、今週は相関があまりないようです。

う〜ん、アメリカの利上げ問題については、6月利上げを予想するエコノミストは3割以上いるものの、債券市場が織り込む確率はまだまだ1割未満ということで、大きな乖離が続いています(〃´・д・)φ.....ヮヵラ冫[度]100%㌣

状況としては、実体経済そのものは十分利上げに耐えられそうですが、経済指標がまだら模様ではっきりしないので、二の足を踏んでいるといったところでしょうか。そういった意味で、本日21:30発表の(米)4月小売売上高は注目です。

両手いっぱいの買い物袋!これがアメリカの正しい姿w
昨日から今日にかけてのドル・円相場についてまとめると、昨日(12日の東京市場は、1ドル=108.20〜108.90円台で大きく上昇しました。日経平均株価がスタート直後に急落したこともあって安値をつけましたが、その後は買い戻しが入ったことや、コロンビア大学の伊藤隆敏教授がロイターのインタビューで、日銀が6月か7月に追加緩和を行う可能性に言及したこともあって円売りが強まり、高値をつけました。

海外市場は、1ドル=108.60〜109.30円台のレンジ内で上下に慌ただしい値動きとなりました。欧州市場では、欧州株高や原油価格の上昇を受けて高値をつけました。

NY市場では、序盤に発表された(米)新規失業保険申請件数の悪化や、NYダウの反落もあって安値をつけました。ただ、その後は地区連銀総裁の利上げへのポジティブな発言が続き、ドルが買い戻されて取引を終えています。

今日も相変わらずフワフワと方向感なく漂っています。やはり決定打がないので仕方ないでしょうか。ただ、冒頭でも書いたように(米)4月小売売上高の結果次第では雰囲気が変わってくる可能性もありますので、注目しておきましょう。

それでは、アメリカ地区連銀総裁3人の発言についてまとめつつ、利上げを含めた今後の展望を考えていきましょうc⌒っ *・∀・)φ...メモメモ

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