5/11 決算メモ 住友化学 ネガティブ

[株式市場独り言さん]

《独り言》

住友化学が決算を公表しています。

印象はネガティブ。

原材料価格下落で減収となっても利益ベースでは悪くはないかと想定してましたが、

全体では前年実績を下回る業績予想。（前提：ドル円は1ドル＝110円、ナフサ価格が36000/ｋｌ）

Quickコンセンサスの利益水準も下回った。

詳細な分析が必要かもしれないが、この会社ガイダンスではネガティブな判断となる。

貸借倍率：3.21倍。

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決算ポイントは以下の通り。

①決算は減収増益。

②業績予想は減収減益。

③配当は28/3月期は増配、29/3月期は据置。

④28/3月期の部門別状況は以下の通り。

・石油化学部門：市況下落。円安や交易条件の改善により増益。

・エネルギー機能材料部門：市況下落。需要低迷で減益。

・情報電子化学部門：タッチセンサーパネルの販売価格は下落。円安もあったが減益。

・健康・農業関連事業部門：飼料は増収、農薬は海外で出荷拡大。円安もあり増収増益。

・医薬品部門：北米で販売伸長。為替影響もあり、増収増益。

＜決算概況＞

　　　　　　　　27/3　　　　28/3　　 　 29/3予想

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会社　　　コンセンサス

売上高　　　2,376,697　　2,101,764　　2,030,000　　2,190,731（百万円）

営業利益　　   127,346　　   164,446　　   140,000　  　159,008

当期純利益　     52,192　　　 81,451　　　   80,000　　　 94,369

配当　　　　　 　　　9　　　　　　14　　　　　　14　　　　　　-（円）

＜株価推移＞

6カ月株価推移

2年間株価推移

（注）投資判断はご自身でお願いします。