《独り言》
広島銀行決算を公表しています。
インプレッションはネガティブ。
マイナス金利の影響で経営環境は決して良くない。
売るかどうかは別にして、銀行業の厳しさが確認された。お
以下のグラフの通り株価はだいぶ低い水準にあるが、市場全体に大きなショックがあれば抵抗線を下回りそうな経営環境であるという印象。
買うにはまだ早い・・・
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会社公表の銀行の実質的な業績を示すコア業務粗利益は以下の通りとなっている。
27/3月期 954（億円）
28/3月期 935
29/3月期見通し 872←大幅減益。
なお、経常利益は増益傾向にあるが、これは国債を売却したことによる利益で実力での増益とはいうことができない。
最近、地銀が業績の上方修正などしていることが散見されたが、これは国債の売却益が主因であり、ポジティブに評価できる内容ではないだろう。
商社は回復の兆しが感じられる決算という印象もあるが、
銀行、少なくとも地銀はまだ厳しい、、、
メガの決算がどのようになものか注意が必要と考えられる。
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ポイントは以下の通り。
①決算は増収増益だが、実力を示すコア業務純利益は減益。
②業績予想は増収減益。
③配当予想は減配予想。
＜決算概況＞
27/3 28/3 29/3予想
経常収益 128,816 134,366 135,900（百万円）
経常利益 40,315 47,210 42,100
当期純利益 26,563 31,355 29,200
配当 9 11 10 （円）
6カ月株価推移
2年間株価推移
（注）投資判断はご自身でお願いします。
