ホンダは、熊本の地震で操業を止めている熊本製作所について、大型連休前の復旧を断念したようです。
設備に損傷があり、余震が続いて十分な復旧作業ができていないためで、生産は５月８日まで休み、それ以降の対応は改めて検討するそうです。
熊本製作所は二輪車をつくる国内唯一の拠点で、14日夜から操業できておらず、１日の生産台数はおよそ750台で、４月中に7500台程度が影響をうける計算になるようです。
三重県四日市市の子会社工場でつくる軽自動車「バモス」と商用車「アクティ」の生産についても、一部部品が熊本製作所でつくられており、在庫がなくなったため、22日から止めるそうです。
また、二輪車の販売への影響などを、業績見通しに織り込む作業に時間がかかるとみられ、2016年３月期決算の開示を、当初予定の４月28日から５月13日に延期するそうです。
ホンダと同じように、決算の開示を延期する企業はけっこうでてくるかもしれませんね。
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