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6955 FDK
富士通の連結子会社で、社名のFDKは、旧社名である富士電気化学(Fuji Denki Kagaku)に由来する。かつてはFUJI NOVELブランドで製品を展開していたが、現在はFDK、富士通ブランドで製造・販売を行っている。
パナソニックによる三洋電機子会社化の影響により三洋エナジートワイセル(三洋電機の自動車用途以外のニッケル水素電池事業を継承、ニッケル水素電池以外の事業を分割)と三洋エナジー鳥取(三洋電機の円筒形リチウム一次電池とコイン型二次電池を継承)の株式を譲り受けた。
事業構成比は、アルカリ乾電池、ニッケル水素電池、蓄電システムなどの電池事業67%、コイル部品、セラミックス部品、DC/DCコンバータやスイッチング電源などの電子事業33%(15年3月期)。
1月末に既発表の前期(16年3月期)第3四半期決算は、売上高624億円(前年同期比+10.1%)、営業利益21.8億円(+56.7%)、経常利益20.9億円(+29.7%)、純利益17.5億円(+39.2%)、1株当たり純利益6.2円実績と好決算だった。
しかし、第4四半期になって円高、中国経済の減速など急速に事業環境に厳しさが増したことで、ニッケル水素電池、リチウム電池、液晶ディスプレイ用信号処理モジュールなどで受注の延伸、所要減による売上低下が顕著になった。
さらに従業員数の増加見込みから、退職給付債務の計算方法を簡便法から原則法に変更、退職給付債務が増加することも利益を圧迫した。
これらから2月24日に前期・通期の業績見通しの下方修正が発表された。
修正後の数値は、売上高800億円(前期比+4.7%)、営業利益13億円(△41.3%)、経常利益3億円(△40.5%)、純利益0.03億円(前期実績9.6億円)、1株当たり純利益0.01円見込み。ほぼ損益ゼロ付近への業績後退になる。
このため2月1日高値106円だった株価は、下方修正発表後2月26日安値82円まで売りこまれた(下落率△22.7%)。
しかし、下方修正の主要要因が、退職給付債務の一過性要因のため、今期(17年3月期)の業績V字回復が期待できる。
ニッケル水素電池は海外通信基地向け案件が本格化するほか、軽量のセンサービーコンの量産を開始、拡販に注力するなど、今期の業績に寄与する期待材料がある。
今期の通期業績予想は、四季報の予想で売上高810億円(前期予想比+1.2%)、営業利益13億円(+61.5%)、経常利益21億円(7倍)、純利益14.5億円(484倍)、1株当たり純利益5.2円予想として、業績はいっきに最高益水準に高まる期待がある。
4月27日の本決算発表を通過、あく抜けと今期の業績見通しの利益正常化で、売り込まれた株価はリバウンド基調を強めると期待できる。
買いメドは93円前後まで。想定の取り組み期間は3週間弱程度。想定目標株価@105円付近への戻りを期待。
一方、損切りについては77円割り込みでリスク許容に応じて要検討と考える。
なお、取得株価、想定目標株価、損切りラインなどは、あくまでも参考値としての目安記載であり、投資家個々にリスク許容度などトレードの感覚は異なるため、ご自身の取引ルールやご判断を優先することが大切である。
(14日終値@90円に対する目標株価の想定上昇率+16.6%前後。)
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