朝の食事中にサイレンの音を鳴らして消防車が来た。その後にピ~ポ、ピ~ポと救急車が来て停まった。
過疎高齢化の進む爺ちゃんの地区、爺ちゃんちの50m先に停まった。
この家には身体が不自由な85歳を超える高齢者が二人で住んでいる。
来た救急車から隊員が3人下りて家の中に入った。それっきり出て来ない。
見に行ったら玄関先で心臓マッサージとAEDをかけていた。
救急車はもう30分以上停まったままだ。そして・・・誰も乗せずに帰って行った。
入れ替わるようにパトカーが来た。
人の死はこのように突然やって来た。老若を問わずにいきなりやって来る。
高齢者達はその予備軍であり確率が非常に高いだけだ。
都会では暴走車にはねられ死亡する人が後を絶たない。また非情な犯罪に巻き込まれる事も多い。
お葬式になったみたいだ。爺ちゃんの地区から人間がまた一人減った。(TT)