言葉がない
人工知能が囲碁“世界最強”に勝利
日本テレビ系（NNN） 3月10日(木)6時15分配信
囲碁で人工知能がプロの棋士に勝利した。
この対決は９日、５番勝負の第１局として韓国・ソウルで行われたものでグーグルが開発した人工知能「アルファ碁」が世界最強とされる韓国のプロ棋士、イ・セドル９段に勝利した。
囲碁は将棋よりも展開が複雑なため、人工知能が勝利するまでには１０年以上かかるとされていたが、アルファ碁は去年１０月にもプロの棋士を破っており、驚きが広がっている
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Match 1 - Google DeepMind Challenge Match: Lee Sedol vs AlphaGo
DeepMind
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2016/03/09 にライブ配信
Watch DeepMind's program AlphaGo take on the legendary Lee Sedol (9-dan pro), the top Go player of the past decade, in a $1M 5-game challenge match in Seoul. This is the livestream for Match 1 to be played on: 9th March 13:00 KST (local), 04:00 GMT; note for US viewers this is the day before on: 8th March 20:00 PT, 23:00 ET.
In October 2015, AlphaGo became the first computer program ever to beat a professional Go player by winning 5-0 against the reigning 3-times European Champion Fan Hui (2-dan pro). That work was featured in a front cover article in the science journal Nature in January 2016.
Match commentary by Michael Redmond (9-dan pro) and Chris Garlock.
韓国で９日から、囲碁のコンピューターソフトと「世界最強」とも呼ばれる韓国のプロ棋士の５番勝負が始まり、人工知能が１勝目を挙げました。
アメリカのＩＴ企業グーグルの研究グループが開発した囲碁のコンピューターソフト「ＡｌｐｈａＧｏ」と、「世界最強」とも呼ばれる韓国のイ・セドル（李世ドル※）九段の５番勝負の第１局が、９日午後ソウルで行われました。
対局は互角に進み、白番の「ＡｌｐｈａＧｏ」が１８６手で中押し勝ちし、１勝目を挙げました。
韓国メディアが衝撃の敗北だと伝えるなか、イ・セドル九段は記者団に対し、「本当に驚いた。まさか負けるとは考えなかった。あしたからは自信がある」と述べ、巻き返しを誓っていました。
一方、「ＡｌｐｈａＧｏ」の開発者は、「勝負の行方に関係なく、この対局が人間の真の想像力を改めて示す機会となることを期待する」というコメントを出しました。
囲碁は対局のパターンが圧倒的に多いため、人工知能が勝つのは難しいとされていますが、「ＡｌｐｈａＧｏ」は去年１０月に囲碁のプロ棋士に５戦全勝していて、「世界最強」とも呼ばれるプロ棋士との対局が注目されていました。
対局は１５日まで行われ、勝ち越した側には１００万ドル（日本円でおよそ１億１０００万円）の賞金が贈られることになっています
人類代表と人工知能による囲碁の頂上決戦が行われました。
フジテレビ系（FNN） 3月10日(木)0時50分配信
人類代表と人工知能による囲碁の頂上決戦。その第1局が行われました。
人工知能側のプレーヤーが握っているのは、碁石ではなくて、コンピューターのマウスだった。
人類代表と人工知能による囲碁の頂上決戦が行われた。
人類代表は、世界トップクラスの実力を持つ韓国人棋士・イ・セドル9段。
対する人工知能は、グーグル傘下の企業が開発したコンピューターソフト「アルファ碁」。
注目の対決は、5回戦制。
その第1局が9日に行われた。
序盤の劣勢から人工知能側が巻き返し、186手で人類代表が投了、負けを認めた。
囲碁は、1手あたりの選択肢が多いという理由から、人工知能にとっては、将棋やチェスなどよりも難しいという
衝撃の敗北だった。10年間、囲碁界の頂点に君臨し、世界最強ともいわれる韓国、イ・セドル九段が9日、人工知能に負けてしまったのだ。
グーグル傘下のディープマインド社が去年、開発した人工知能「アルファ碁」は、ヨーロッパチャンピオンに3度輝いたプロ棋士をも下した新種の人工知能だ。囲碁は差し手の数が天文学的な数字になる。そのため、アルファ碁はすべての差し手を検討せず、人間と同じように過去のパターンを学習、最も良い手を経験から選び出す。
人工知能との対局は15日までの全5戦。
対局前、イ九段の言葉。
韓国、イ・セドル九段：「私は負けるかもしれないが、『碁の価値』がなくなるわけではない。コンピューターは『碁の美しさ』を理解しているわけではないからだ」
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