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自民党「歴史を学び未来を考える本部」

 最近、自民党議員が表題の勉強会を始めた。

 本部長は谷垣氏。アドバイザーに細谷雄一慶応大教授(国際政治学、、桝添要一氏と同じ業界)


 たぶん、この会は左翼史観(デマ歴史)への洗脳勉強会になる。

 読売2/14朝刊一面論説を読むに、細谷教授自体が日教組の歴史教育を受けてきた世代であるし、それを歴史「事実」と鵜呑みにしてるから。


 歴史は当時の一次資料を広くあさり、そこから得られる「事実」を時系列で見て勉強すべきだろう。 事実誤認が多い日本のマスコミ論説や二次資料、三次資料で歴史を判断してはいけない。


 戦後、日本の大学では教員たちにも左翼運動、労働運動が吹き荒れ、左傾化した先生が増えた。歴史学者ですらそういうヒトは少なくない。 そういう先生は「事実」の歴史を言わない。 労組機関紙のごとく、デマを平気で語る



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 細谷教授は戦前朝鮮を軍政と錯誤してるし、欧米流の「植民地」統治と錯誤してる。


 戦前朝鮮統治は、韓国人研究者(親日的でないヒト)の最近の研究でも主張されてるように「植民地化」でなく、「内地化」=「日本との同化」。

 しかも、これは朝鮮語や朝鮮名や朝鮮風習を容認した「日韓対等化」の統治でもあった(韓国人研究者はこの点をスルーしてる)


 朝鮮が「大陸支配拡大の拠点」として「支配された」という細谷教授の見方も、朝鮮側の合邦運動により独立した「保護国」から「日韓併合」に至った事実からすれば??である。


 朝鮮併合後も日本の対満州外交は(満州人ではない)中国軍閥支配容認であり、軍閥との協調路線であって、満州を支配するような動きはしていない。

 中国軍閥の日本排斥運動に対しても、国際協調主義から報復していない。

 

 報復すらしないからこそ、日本排斥運動が激化し、それを日本政府が放置し続けたがゆえに、満鉄守備隊(関東軍)の決起(満州事変)に至った経緯がある。

 そこから満州国に直線的に移行したわけではなく、中国軍閥支配のままでは混乱収拾困難ゆえ、満州人統治を回復させ、中国人の大量移住で少数化した満州人だけでは統治困難ゆえ日本がサポートせざるを得なかったので、満州国成立となった。


 日本支配を目的にするなら、ソ連の影響下に入りつつあった北部満州同様、中国人を排除しただろう。 (中国人を含めた)五族協和路線など取らず、今の中国、ソ連・ロシア同様、民族浄化を進めたはずである。


 その後も、中国との争い拡大に引きずり込まれたのは、日本側が野心むき出しでそうなったというより、国際協調路線=事なかれ路線で中国の排外運動が日本に集中化したせい。

 実際、日本側から何度も停戦を試みつつ(中国側の合意破棄で)頓挫し、なし崩し的に大陸関与拡大に引きずり込まれている。


、、、、この背景にはソ連や米国の中国支援があり、資源を海外依存(石油は米国に大きく依存)してる日本が野心むき出しで欧米列強の反目を高めつつ中国に進出するメリットは何もなかった。

 資源がほぼ皆無だった日本の資源輸入は、米国や欧米列強が支配する植民地に依存していたのである。


 戦前日本外交の過ちは、日英同盟を断ち切ったこと、事なかれの国際協調主義(平和主義)に偏重し、周囲に敵を増やしたこと、、、この二点。

 今のマスコミの日米同盟叩き、空想的平和主義も戦前の過ちと同じ流れにある。







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