弱気の虫は買いのサイン？

[三時のさんぽさん]

投資をしていると心配の種は尽きないけれども、弱気派の割合が多いのは株上昇の前触れという話がYahoo Financeに書かれていた。AAII investor sentiment surveyによると、株式に弱気な投資家が全体の48.7%にのぼり、3年間で最も高い数字になったそうだ。弱気派が多いときは株を買うチャンスという話はよく聞く。

もうひとつ、米国市場では2/8あたりから引け際に上昇するパターンがよく見られるけれども、それは機関投資家が買っているせいで、やはり今が買い時のサインだという話。ただし、これは一概に良いとばかりは言えない、なぜならもっと下がって売り方の圧力をすっかり無くすまで行ったほうが上げやすいから、と主張する人がいる。あと5-10%下げるとフェアバリューになるのだが、とあるストラテジストがYahoo Financeで言っている。

あと10%下げたら買おう、と待っている人がたくさんいると、案外下がらないもの。

弱気な人が多いと相場が上がる、というのもそれに似ている。世の中皮肉にできています。

[三時のさんぽさん]

青海まさるさん

おっしゃる通り、利上げを始めたとはいえ米国はまだまだ緩和的。回数も様子を見ながらという話でした。それなのに、そのときの誰かの都合で話を好き勝手に解釈されてしまいます。イエレンさんも手の施しように困るでしょう。

黒田さんもかわいそうです。市場を人質に取られては仕方ないでしょうけど、やりきれないお気持ちではないかと思います。

先週末、欧米の銀行株がしっかりして原油も上げました。先物も高いし、月曜日はひとまずよさそうですね。ドル円も113円台まで戻しました。日差しも暖かくなってきましたし、相場もぼちぼち穏やかに戻していってくれるといいなと思います。

[青海まさるさん]

「野も山もみな弱気ならあほうになって買いの種をまけ」という相場格言を地でいく展開を期待したいですね。
日米欧三極総緩和状況ですのでリーマンのときのような破綻は起きないでしょう。不安を煽って買い集める向きもチラホラ。