アルメイダ☆さんのブログ
今週の日経平均下落幅1867円
今週は日経平均が大幅に下落した。
出来高を伴って下落しており、来週前半も相当な追証投げも加わって軟調な動きになると予想している。
下落幅は先週の金曜16819円から14952円と2000円幅近くの下落となった。これでも日経平均PERは13倍近くである。
去年のEPS1250円くらいの感覚で投資していると今のPERは12倍を割っているハズでそうなると、かなり短期の動き判断すると行き過ぎの水準と判断出来るのだが・・・
去年の年末から想定している相場のシナリオの中で、私の中では一番損してしまうシナリオに移行してしまった。業績現状時よりももっと悪い景気後退期入りを念頭に置いて投資しなければならない。
ただ、これは景気の長期スパンの景気後退期入りというよりは、半年から1年くらいの景気の谷のようなものではないかと思っている。
実際にFRBが再利上げを判断する景気までは、アメリカの雇用や消費が回復しないと日本のドル円や株価も復活は厳しい。
それまでロングを持ち続けて長期の構えという投資法も考えられるが、更なる見通しの下方修正となると今度は、売れるものは全部売れの相場になってしまうので、そうなるとロングを持ち続けていれば退場になる恐れがある。
原油の見通しとしては、各国が協調して減産の用意があると発言し始めたが、その発言で原油が上昇したとしても一時的なだけで実際に減産に動くまでは原油は下がり続けている。
この日記を書いてる段階でWTIは29ドルまで戻している。木曜の夜の時点では27ドルを割っていた。
減産を決定するまでは乱高下をしながら下がり続けると予想しなければならないだろう。
よって、今週の火曜くらいまでには損失を確定してポジションの整理を行った。為替と先物の見通しを大幅に変更したので、それぞれ先物とドル円ロングの決済。株式は景気敏感株(オリックス等)の損切り等を行った。
また、ポジションはETF空売り行い買いと売りのバランスをニュートラルにシフト。火曜の株価と為替と原油の値動きから更なる下落が見込まれたので、2月期限(金曜の朝の寄付きまで)の16500円のプットOPを購入し、そちらは大幅な確定利益となった。また、ムゲンエステートの空売りも利確出来た。なので、多少は損失の穴埋めは出来たが、全体としてはやはり大幅な資産減である。
さて。今週の個別の銘柄を見てみる。
新興市場の個別銘柄ではかなりの下方修正が出てきた。糞高いPERの銘柄は株価が10分の1になっても驚かない相場だ。
個人的には、意味の分からない高PER銘柄の化けの皮が剥がれるのは大いに結構。多くの投機家の目が覚めて、バリュー株や小型成長株にも目を向けるようになってくれるといいのだが・・。
ノジマのように好業績小売り業なのに売られて株価が下がっている銘柄も多数ある。メガバンクは欧州のドイツ銀行が年初から40%くらい売られているので同様にマイナス金利を導入した日本のメガバンクも売られたとしても不思議ではなく、先週の日記で書いたように割安感はあるのだが、買うタイミングは世界的な金融業の見通しが明るくなってからでも良いかもしれない。
大手企業で優良企業なのにPERが10部を切っている銘柄が増えてきたので、景気に左右されにくい業種で割安な銘柄を今のうちにピックアップしておけば今後のリスクオン入りした時に役立つだろう。
そういう意味で前から注目しているオリックスよりもソフトバンクが気になる。下がってきて割安になっているのでこちらもチャンスが来れば買いたい銘柄となった。
シャープを見てみると今週は下落した。金曜終値は139円。一時は180円付近まで上昇していたのに、相場環境が悪いのでつられてしまった。ホンハイ等の買収側からすれば今回の相場下落は願ってもないチャンスとなるだろう。
今月末近くになるとまたリーク情報が出るはずなので、投資先が無いような状況が続けばINするかもしれない。
最後に。最近金相場が上昇している。欧州や日本のマイナス金利が今後も拡大していくような状況かつ、アメリカもマイナス金利導入という事態になり景気が落ち込めば金の価格は大幅に上昇していく。ギリシャショックがあった時の価格を超えて1トロイオンス2000ドルを超えるかもしれない。
世界的に金融緩和終了が見えるまでは金は面白い投機商品だ。
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傷だらけではありますが私は元気です。
現状分析は、8/25➡9/29、1/21➡2/12と同じような流れできています。
第3弾は、4月~6月頃にシェール企業の大型倒産を考えています。
来週からは、弱気相場のなかの戻りとなると予想しております。
確かに金は面白いと感じております。(私は手を出しませんが)
意外と私はこんな荒れた相場が好きです。
ここを泳ぎ切れば爽快な気分となります。
思惑さんこんにちは。
第三弾ですか。まあ、あり得るでしょうね。サブプライムローンがリーマンショックの引き金になったように、原油安は引き金に過ぎないのかもしれません。
シェール企業の破たんがもしあったとすると一時的に大幅な原油相場の下押しになりますが、中期的には下落相場の終わりが近づいてるというシグナルになり得ると私は読みます。(反発時期が早まる)
産油国が満足のいく結果を得られれば、彼らはシェアを落とさずに減産する事が出来ます。キーマンはサウジ。そしてもっとも厄介なのは私は今年は増産をしているイランと思っていて、彼らの発言に私は注目しています。
結局は、日経は為替に左右され、為替は原油に左右される事になり、原油が一番の注目です。
一方で金は独自の動きがあり、去年までは緩和が終わりを告げようという先読みで、上がり続けた金が売られてる途中でした。
しかし、今は緩和が更に今後も続くという相場に入ったことで、国債代わりに金が投資(投機)対象になり得ると私は思ってます。ただ、手を出さない方が無難だと思います。
私も実際に金に投機するかはまだ決めかねています。