のり弁の悲劇

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2016/02/11 - 投財堂さんの株式ブログ。タイトル:「のり弁の悲劇」 本文:2月11日

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のり弁の悲劇

投財堂さん
投財堂さん
2月11日 建国を祝う日祝日ですか。まっ、ゆっくり休むといいでしょう。ところで、「のり弁」をご存知?知ってるよなフツーは。あの、のり弁ね。ほっともっとの「のり弁」100円引きセールは今日が最終日だよ。250円ね、250円。特製のりタルタル弁当は350円。実際、100円引きでなければこれが450円。どう考えても高いだろコレ。100円引きでも高いような気がするが・・・まあいい。買ってみた。食べてみた。この際、味はどうでもいいのだ。問題は、のりだよ、のり。のりが問題なのだよ。一度でも食べた方は知ってるだろうがのりの上に、白身魚フライと磯辺上げ(特製はメンチ)が乗っかってるワケだが・・・のりが切れてない。なぜか、のりが繋がってるのだ。いや、厳密に言うと切れてるようにみえる。しかし、それぞれが微妙に繋がってて一番端っこから、のりと白米を食べ始めようとするとのりが全部繋がってきやがる。「おいおい! 切れてねぇ~じゃないかよ」「こらこら、白身魚が落ちるだろうが!」食べ難い事、この上ない。なモンで、どうしても鬱陶しい「のり」を先に全部食べてしまう。食べ始めて1分くらいで、「のり」の姿はなくなってしまう。残されたのは、白米の上で散らばった昆布の佃煮。これがまた無残な姿を晒す事になる。そもそも、あの佃煮昆布は「のり」の下に隠れてこそ進化を発揮するモノであろう。それが、始まってから1分そこそこでいきなり、表舞台に立たされるのだ。「え、え? 何で、何で?」佃煮昆布としてはまさに青天の霹靂。そう思ったとしても不思議ではない。佃煮昆布に何ら責任はないのである。さて・・いきなりの表舞台に立たされた佃煮昆布ではあるが表舞台に出てはいても、主役はあくまでも魚フライそして、佃煮昆布とは違って最初から舞台の端に登場しているキンピラゴボウ。その両者により再び舞台の袖に追いやられる佃煮昆布。泣くな佃煮!ご主人様はまたやって来る。おかずがなくなりかかった時、君らはまた脚光を浴びるだろう。君らの存在意義は大きい。君らあってこその「のり弁」なのだ。最後になるが、誰もが思ってる問題を提起しておこう。最初の1分で姿を消す「のり」の存在。なぜ、この弁当の事を「のり弁」というのだろうか? 
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