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損切りの誘惑に負けず、余裕の範囲で勝負に

私の現状の投資状況は含み損が多く、信用余力が自己管理値の100%未満である為、100%に近づいたところで、僅かな買い増しをするだけで、ほぼ静観していました。

これも欲に駆られ、目標買値に達する前に買い増したことが原因で、その結果含み損が多額になりました。猛省しています。

日銀のマイナス金利という、大改革にも関わらず、株価は下落し悲観的に成らざるを得ませんが、損切りや薄利での利確の誘惑に負けない為に前向きに物事を考えるようにしました。

素人考えで妄想が多いかもしれませんが、

①G20とCOP21にて主要国や世界各国が協調することが確認され、主要国の政府の支持率が比較的高く安定していること。

②裁定買い残が減少していること。

③政府が今回の下落を容認しており?年金等の信託銀行の買い余力が充分?有りそうなこと。

安倍首相の国会対応が、衆議院では野党への挑発、憲法改正等で強気発言が多かったが、参議院での対応は憲法改正等には消極的になり、経済対策を重視し、企業や投資家の信頼回復に全力を上げることが期待できそうなこと。

特に安倍首相の株価下落で年金運用が悪化するとは限らないとの発言?にヒントがあるように思われます。

④原油価格に底打ちの兆しが見られること。

⑤空売り比率の高い状態が継続していること。

⑥甘利大臣には失望しましたが、巧妙な戦略でうまく乗り切ったものと考えられること。

⑦日銀のマイナス金利政策は大変革で、今後 自社株買い、企業間の株式持ち合い、個人投資家の株式投資、日本から海外への投資、 等が増加することが予想されること。 


よって今後の株価は短期的にはどうなるか解りませんが、中長期的には上昇するものと考えます。(夏までに昨年の高値を越えるものと予想) 

尚 最悪、株価下落が続き、安倍政権が失墜しても、長期的観点からは、ライバルを蹴落とし、反1億総活躍を実践している、戦好きの首相が退陣することにより、政治・経済・外交で、ライバルに対して良好な関係を築き、共存共栄方向(国内では真の1億総活躍)に転換することが予想される為、楽観しています。


政府には継続して日・中、日・韓及び日・朝、日・露の関係改善に最大限の努力をされることを希望します。関係改善が進展すれば、国内外の投資家の信頼が回復し、設備投資・消費マインドは良化するものと考えられ、日本は繁栄するものと予想します。近隣諸国とは友好外交で、共存共栄を目指すべきだと思います。


追伸(前回と同一)

今後の日本株価が短期的にはどうなるか全く解りませんが、中長期的には異次元の金融緩和の影響(高く評価している訳では無い)でほぼ確実にTOPIXは1950程度まで上昇するものと思われます。但し、外交、国内政治、外部環境の変化等により、大きく変動する可能性があると考えます。従って、割安と考えられるものの押し目をコツコツと買い(目標まで上昇したものはコツコツと利益確定)たいと思います。但し何があるか解らないので、信用余力が100%を割った場合は、慎重に投資を行うことが無駄な損切りを抑えるのに有効だと考えます。信用需給のトレンドは2005~6年と近似しており今後どうなるか注目しています。最悪、2013年の6月7日TOPIX=1033近くまで低下する可能性は有りえますが、それ以上の下落は政府や日銀が何としても阻止するものと考えます。


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