やり過ごしたら、交差点の中央で大きな音がした。
かなり大きな石が落ちてはねていた。
すぐ前をタクシーがいって止まったが、この車も運よく当たらなかった。
一緒に走ってたら、死んでいただろう。
落ちてくると予感して、避けたのがよかった。
これで何度も助かっている。
運よく美術館にたどり着き、駐車場も空いていた。
ピカソの青の時代などから初期の作品が展示されてた。
母子像が一番きれいだったが、石が落ちてきて、恐怖だったので。
青の時代にぴったり。暗示だったのだろう。
日本にピカソの売れない時代の絵がいっぱいあるが、
それを高値で買っている。
美術館もかわいそうに。