年初から中国景気減速懸念から中国本土株急落を受けて世界的に連鎖株安となっている。チャート的にははトレンドラインを下抜けており、投機筋の機関投資家は売り建てベースで底値を試す展開が継続中。こうなってくると嵐が過ぎ去るのを待つしかないでしょう。くれぐれも保有株で含み損になっていたとしても投げうらないように。それこそ安く仕込みたい機関投資家の戦略なのだから。ちなみに嵐が過ぎ去った後は今までのことがなんだったのかと思うくらい機関投資家は都合のいいことを言い始めます。基本は景気動向に左右されないディフェンシブ系銘柄、国策恩恵銘柄、原油安によるコスト低減恩恵銘柄へとなるでしょう。併せて新興国通貨をUSDに切り替えるのが望ましい。利上げトレンドに加えて今年は強いドルを演出したいFRBを考慮するならUSDかHKD。私見では年内130円オーバーの円安もありえる。春先の次回FOMCまではとりあえず円高基調でしょうけど。