新年を株の利確益で過ごせた喜びを噛みしめつつも、その反面昨年は4人の友人の会社が自己破産に追い込まれました。手放しで祝えない新年の寿ぎ。
首都圏を中心とする人口増加地域と、爺ちゃんが住む人口減少過疎化の地域との経済格差が広がっている現実。
止めようのない人口減少と過疎高齢化による購買力低下と販売不振。
昔は中小入れて数店舗近くあったスーパーが現在はたった1店舗だけになった過疎地域。
総人口は40年前と比べ20%~30%減少してしまった。山間地域だけに限定して見れば空き家が3分の1に迫っている。
NHKはニュースで「地方移住が増えている」と、まるで鬼の首を取ったかのような情報を流す。
爺ちゃんから見たらデマも大デマだ。
一部の県だけに焦点を当てて全地域の動向を無視している。
日本全体ではひとつの県が消滅するほど人口減少が続いている。たかが1万人や2万人が地方移住したからとて焼け石に水だわい。
かろうじて地方に踏みとどまり工場や店舗を維持している経営者も、減少する若年労働者の確保に頭を悩ましている。
若者は都会の華やかさと高賃金を目指して移動する。大学に進学したら多くが都会で就職する。
やっと採用しても3年以内に30%が離職する現実に経営を脅かされている。
地方に住民票を置き、実際に居住していれば株式売買利益に課税しないとかの法整備が出来たらどんなにいい事か。爺ちゃんの初夢かもな。