最近のように株価の変動が激しいときに、「金融資産の大半を株で持っているのに不安を感じませんか」と問われます。先日もあるOB会で、「波乗り投資法」の特徴について説明していたら、同じような質問がありました。
「不安はまったくないわけではありませんが、株の配当で今の生活を楽しんでいますので……」
「株以外に、配当が付く金融商品があれば教えて欲しんですよ……」
「それに、いいこともいっぱいあるんですよ」
「え! どんな?」
「株を持っていることで、夢が湧いてくるんです……」
「倍になるかもしれないし、天使が寄ってくるかもしれないし……」
「なんてたって、目先の株価に一喜一憂しないのがいいですよ……」
「郵政上場で15,000円の大暴落といわれても、売るつもりはないし。アベノミクスで40,000円と書かれても、買うつもりはないし……」
「それで、後輩にも『そのなんとかという投資法』を勧めてるの?」
「『波乗り投資法』のことですか……。もちろんですよ、株は若いうちにやったほうがいいですから」
「気を付けなければならない点は?」
「変な株に引っかからないことくらいかな……」