□ 明日の展望 : 買い優勢 ± 中国経済指標
先週末のNY市場は景況感の改善を背景に続伸。ドル円も119円台半ばまで切り返していますので、明日はCME225(18,365円)にサヤ寄せした堅調スタート後、11時発表の中国9月小売売上高、7-9月期GDP次第の上下へ。想定レンジは18,100~18,500円。
※ ‘今週の展望’でお伝えしたように、中国経済指標が悪い場合は景気対策期待の高まりが、指標が良い場合は景気対策期待の剥落が市場への影響を限定的にすると予想されます。よって、発表直後の乱高下に対する過度の悲観、楽観は避けたいところ。
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★ 今週の戦略 : 来週の乱高下を見据えながら!
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来週は26~29日に中国新5か年計画の策定、27,28日に米FOMC、30日に日銀金融政策決定会合が予定されており、「中国景気浮揚策の内容、米利上げや日銀の追加緩和の有無」次第では日経平均は19,000円超えと17,500円割れの双方が視野に入ります。
世界的な需給環境は8月暴落による灰汁抜け感が高まっていますので、月末にかけての『大勢は買い方優位』と判断していますが、以下のイメージにて柔軟な構えを構築していってください。
・ 来週の乱高下時に「買わされない」ためにも、利益確定売りは必要最小限に。
※ ストレス玉のロスカットは早め & 大胆に。
・ ターゲットは、オーソドックスな内需系好トレンド銘柄を中核とするスタンスを継続。
・ 外需系景気敏感セクターや素材エネルギー関連に関しては、日経平均次第で振れ幅が大きくなる前提で派生的に着手。
『 障害物の位置を確認しながら 小まめにギアチェンジ! 』