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雑談


 空一面を茜色に染めての日没は、やはり秋ならではの色合いです。


 さて、ようやく落ち着いた値動きとなってきた株式マーケット。何しろ、夏の暑い最中の8月11日に付けた日経平均株価の高値2万0946円から9月29日の安値1万6901円まで値幅にして4045円、率にして20%という下げに見舞われました。その後もしばらくは余震が続き、落ち着き始めた最近まで2ヶ月余りの日柄調整を入れた形となっています。


 注目したいのは、ちょうどこの下げが始まった8月第2週から8週連続で売り越しとなっていた外国人が、直近10月第1週(10月5~9日)に9週間ぶりに買い越しに転じたということです。買越額も2102億円とまずまずの金額です。


 外国人が売り始めたタイミングと下げ始めたタイミングがピッタリ一致しているだけに、この度の買い越しに転じたタイミングは上昇の始まりとなる可能性があるだけに見逃す訳には行きません。


 外国人投資家とは、海外の年金基金(ペンション・ファンド)、投資信託(ミューチュアル・ファンド)、裁定取引業者、保険会社、オイルマネー、ヘッジファンド・・・等々です。その外国人の東証全体の売買代金に占める売買シェアは約60%と半分以上を占め、市場の大勢を左右するほど大きな力を持っています。従いましてその動向に市場の注目が集まる訳です。


 外国人投資家の動向、行動パターンですが、大方次の二つの傾向が見られます。


(1)年間のうち1月から3月に買い越すケースが多く、逆に5月から7月は売り越すケースが多くなっています。外国人投資家は年初に日本株を買って、年央に売却するケースが見られますが、これは、年金基金やヘッジファンドなどは12月決算が多く、年末に次年度の投資戦略を策定し、資産配分を決定した上で年初から投資する例が多いことが要因となっています。


(2)9月と10月は大きく売り越すケースが多くあります。これは、世界的にみて、9月と10月の株式の投資収益率が悪いというアノマリーが影響していると思われます。尚、12月は比較的買い越すケースが多く見られますが、これは、年金基金などの投資行動を読んで、先回りの買いを入れるヘッジファンドの投資行動が影響しています。
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