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【1】今日の相場
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◎日経平均
18096.90(+205.90)△1.15%
◎TOPIX
1490.72(+ 19.89)△1.35%
◎売買高概算 21億7978万株
◎売買代金概算 2兆1763億円
◎時価総額 538兆3384億円
◎値上り銘柄数 1609
◎(年初来)新高値 17
◎値下り銘柄数 223
◎(年初来)新安値 13
◎変わらず 68
◎騰落レシオ(25日)
116.15%(前日比14.07%上昇)
◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗
●○○○○○○●○●●○ 66.7%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+0.66%
75日線比-6.35%
◎為替
(対 ド ル)118.74(前日比0.86円高)
(対ユーロ)136.36(前日比0.15円高)
◎出来高上位
1.三井住友建<1821>
135円(+ 26円)23178万株
2.みずほ <8411>
231.9円(+ 2.0円)13353万株
3.旭化成 <3407>
792.7円(-125.0円) 6454万株
4.三菱UFJ<8306>
741.7円(+ 8.9円) 5961万株
5.ユニチカ <3103>
61円(+ 2円) 3674万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
13770円(+ 270円) 1866億円
2.トヨタ自 <7203>
7251円(+ 63円) 560億円
3.旭化成 <3407>
792.7円(+ 8.9円) 521億円
4.三菱UFJ<8306>
741.7円(+ 8.9円) 439億円
5.三井住友 <8316>
4621円(+ 20円) 339億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1720万株 買い1010万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が3日ぶりに上昇、205円(1.15%)高の1万8096円と1万8000円台を回復して取引終了です。
昨晩のNYダウは157ドル安となりましたが、昨日の東京市場はそれを見越して先回り的に安くなっていた面があり、朝方から堅調なスタート。安倍首相が企業に設備投資を促す方法について世界最大の資産運用会社である米ブラックロックに助言を求めると報じられたことから政策期待が高まり、加えて香
港、上海、韓国などアジア主要市場が上昇していることも買い安心感を誘い、昼からも徐々に上げ幅を拡大しています。売買代金は概算2兆1763億円、上海総合指数は75ポイント(2.3%)高の3338です。
業種別では、医薬品、陸運、商社、非鉄、建設、小売、ゴムなどの上げが目立ちます。
個別銘柄では、ソフト開発中堅で金融機関向けのシステム開発を手掛ける旧東邦生命系から独立した東邦システムが42円高の680円と大幅高。13時に4~9月期の単独税引き利益が前年同期比49%増の4億9900万円になったと発表。従来計画3億1100万円からの大幅増を好感した買いが膨らんでいます。メガバングの統合案件に加え、証券会社向けも伸びています。
ショッピングセンター内にレストランやカフェを展開するクリエイト・レストランツが435円高の3005円と大幅高。昨日に業績上方修正に加えて、16年2月29日現在の株主に対して3月1日付けで1対3の株式分割を実施すると発表し、好感した買いが入っています。
リチウムイオン電池セパレーター専業メーカーのダブル・スコープが168円高の2575円と大幅高で年初来高値を更新。リチウムイオン電池の主要材料となるセパレーー(絶縁材)を韓国で増産すると報じられ、業績拡大を期待した買いが入っています。電気自動車(EV)などエコカー市場が拡大しており、車載用電池向けに供給体制を整えます。
昨日にはトヨタ自が2050年までにエンジンだけで走る自動車の販売をほぼゼロにする長期目標を発表しており、リチウムイオン電池の需要が拡大するとの期待が高まっています。リチウムイオン電池の正極材料を製造する田中化研も106円高の1163円と値を飛ばしています。
尚、旭化成は125円安の792.7円と大幅安です。子会社の旭化成建材が、元請の三井住友建設の下請け業者として施工した横浜市内のマンションにおける杭工事の一部について、施工の不具合および施工報告書の施工データの転用・加筆があったことが判明し、嫌気した売りが集まっています。昨日ストップ安となった三井住友建設は26円高の135円と値を上げています。
その他、海上土木の五洋建設が19円高の581円、外壁材のニチハが88円高の1728円、火災報知器のホーチキが60円高の1195円、展示・商業施設などディスプレー企画・設計・施工最大手の乃村工藝が80円高の1634円、トンネルなど大型土木に強い熊谷組が20円高の409円と値を上げています。
本日の新高値銘柄は、大林道路、福田組、ライト工、日特建、日本触媒、クラリオン、フランスベッド、しまむら、ヤマダ電機・・・等々です。
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【2】主な投資判断
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[UBS証券]
据置き A
(5401)新日鉄住金 3,600→ 3,200円
据置き B
(5406)神戸製鋼 195→ 160円
据置き B
(5411)JFE 2,300→ 1,850円
[野村証券]
据置き A
(2802)味の素 3,540→ 3,100円
据置き B
(8267)イオン 1,800→ 1,900円
[SMBC日興証券]
引上げ C→B
(7272)ヤマハ発 2,700→ 2,900円
据置き C
(7211)三菱自動車 1,000→ 950円
据置き C
(7262)ダイハツ 1,700→ 1,400円
据置き C
(7267)ホンダ 4,000→ 3,600円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【3】本日の経済指標等の結果
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◎マンション市場動向
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9月の首都圏の新規発売戸数は前年同月比27.2%減の2430戸。発売先送りの影響で、4カ月ぶりの減少となっています。
マンションの売れ行きを示す契約率は66.0%と、前年同月に比べ5.6ポイントのダウン。前月比では8.3ポイントダウンとなり、好不調の目安となる70%を9カ月ぶりに下回りました。
ちなみに、1戸当り価格は5393万円で、前年同月比では629万円のアップ、前月比では479万円のダウンとなっています。
◎鉱工業生産指数確報・稼働率指数
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8月の鉱工業生産確報は前月比1.2%低下の96.3で、2カ月連続で前月を下回りました。速報値(0.5%低下)からは0.7ポイント下方修正となっています。製造工業の稼働率指数は0.9%低下の96.0と、2カ月連続の低下です。
◎第3次産業活動指数
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第3次産業に属する業種の生産活動の動向を示す指標で、8月は市場予想と同じ前月比0.1%の上昇で、3カ月連続のプラスとなりました。
◎ガソリン価格
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13日時点のレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均)は4週連続の値下り。1リットル133.8円で、前週に比べ0.6円下落しました。
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【4】受賞者の言葉
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ノーベル賞受賞者の言葉をいくつか紹介したいと思います。
○ 江崎玲於奈(1973年 ノーベル物理学賞)
「挑戦した結果が失敗であれば、そのことを踏まえて新しい方向へ頭を切り替えることができるという利点が発生します。私自身もたくさんの失敗を繰り返し、そこから学ぶ人生を送ってきました。」
「従来の行きがかりに囚われすぎてはいけない。他人の影響を余り受けすぎてはいけない。無用なものは全て捨てなければならない。戦うことを避けてはいけない。何か絶対的なものを信じすぎてはいけない。」
○ アルベルト・アインシュタイン(1921年 ノーベル物理学賞)
「人生における成功をA、仕事をX、遊びをY、口を閉じることをZすると、A=X+Y+Zが成立する。」
「人生にはたった二つの生き方があるだけだ。一つは奇跡などないかのような生き方、もうひとつは、まるですべてが、奇跡であるかのような生き方だ。」
「われわれが進もうとしている道が、正しいかどうかを、神は前もって教えてはくれない。」
○ 湯川秀樹(1949年 ノーベル物理学賞)
「取り返しのつかない大きな失敗をしたくないなら、早い段階での失敗を恐れてはならない。」
「真実は、いつも少数派。」
NY市場では「モメンタム株」と言われる銘柄群があります。モメンタムとは「勢い」のことで、モメンタム株は高成長期待を背景に値動きも大きいという特徴があります。例えば、交流サイト(SNS)のフェイスブックや電気自動車(EV)のテスラモーターズ、バイオ医薬品のギリアド・サイエンシズなどが該当します。日本市場でもスマホアプリやバイオ医薬品などに関連する銘柄は高成長期待から値動きが大きくなる傾向があります。