jojuさんのブログ
黒田発言はサプライズへの地ならし?
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20151008/dms1510081205014-n1.htm
黒田日銀の追加緩和がサプライズになるのは、フォワードルッキングな金融政策の真逆、緩和の先送りを繰り返してるからこそである。
遅れ、小出しの緩和を繰り返してるから、たまにやる追加緩和がサプライズ化する。
フォワードルッキングな緩和政策を取ってないことから、黒田総裁がまじめにインフレ目標を達成しようとしてないのは明らか。
なので、追加緩和のサプライズ化は、ここまでの緩和サボりを誤魔化すためであって、インフレ目標達成のためでない。
サプライズであれば、手抜き、不足でも、さも、まじめにやってるように印象操作出来るから誤魔化しには都合がいい。
万一、サプライズ的な緩和があったとしても小出し、緩和不足の1%インフレ路線を踏襲することになるだろう、昨年同様。
そうでなければこれまでの増税推進路線を持続できないからだ。
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黒田総裁がやってるのは増税目標政策であってインフレ目標政策でない。
ところが、安倍政権はインフレ目標を求めている。
安倍政権を誤魔化すための黒田総裁強弁であり、追加緩和のサプライズ化である。
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安倍総理は祖父の岸信介を尊敬してる。
岸信介は右翼系「革新」官僚だったが、その経済政策は官僚主導の計画経済で左翼と同じ。
安倍総理のインフレ目標政策は国民を欺くためのものであって、実際には官僚と共同歩調を取っている、、、そういう見立ても可能である、ここまでの彼の行動を見る限り。
どちらにせよ、日本では政官(政治家vs官僚・マスコミ)の力関係から1%程度以下の低成長が続くことになる可能性が高い。