2015年8月24日は、ドル円が、最大で概ね116円30~40銭レベルへと落ち込んだが、この地点(古巣)まで、戻る危険性については、どうなのか?言及し忘れたバウな。
過去の変動幅の大きかった上から数えて10の変動例からすると、今世紀1日で4円超以上の下落を見せたもので古巣に到着したものは、概ね3カ月を要しなかったようである。まさに、核攻撃?の引力は、かくも凄まじきものなり。
※参考
http://stooq.com/q/d/?s=usdjpy&c=0
・【第一位】の場合、 08年10月24日⇒08年12月12日に御帰還。約49日?要した
(約90円94銭⇒約88円32銭)
・【第二位】の場合、 10年05月06日⇒10年07月01日に御帰還。約56日?要した
(約88円15銭⇒約86円95銭)
・【第三位】の場合、 08年10月28日⇒08年12月12日に御帰還。約45日?要した
(約92円48銭⇒約88円32銭)
・【第四位】の場合、 15年08月24日⇒目下未帰還継続中。上記3つより長いことはほぼ当確
(約116円35銭⇒???)
・【第五位】の場合、 08年10月06日⇒08年10月08日に御帰還。約2日要した。
(約100円24銭⇒約98円61銭)
・【第六位】の場合、 07年08月16日⇒07年08月17日に御帰還。約1日要した。
(約112円01銭⇒約111円61銭)
・【第七位】の場合、 02年03月07日⇒02年05月17日に御帰還。約71日?要した。
(約126円69銭⇒約125円61銭)
・【第八位】の場合、 00年03月31日⇒04年12月02日に御帰還。約4年9カ月?要した。
(約101円99銭⇒約101円83銭)
・【第九位】の場合、 11年10月31日⇒目下、未帰還継続中。恐らく、戻る事は無い?バウ。
(ドル円相場の完全なる今世紀の大底?の約75円55銭⇒???)
・【第十位】の場合、 00年03月01日⇒00年03月07日に御帰還。約6日要した。
(約106円54銭⇒約105円73銭)
・【第十一位】の場合、08年11月13日⇒08年11月20日に御帰還。約7日要した。
(約94円54銭⇒約93円66銭)
上記を見るに、4円弱以上のドル円の変動(いずれも総円高振れ)があった場合、その変動の最円高の地点を下回る例が、下回らなかった例が圧倒している。それだけ、円高圧力の余波が強いという事。
パターンとしては、4つだ。
①日を置かず、1週間以内に、円高更新。(大半の場合)
②中期にわたり、真綿を絞めるやうに、1カ月半~2カ月強してから、時をかけて奇襲的に円高更新。(大半の場合)
③ただの1例のみではあるが、超長期(数年)かけて、円高更新。非常に確率は低い。
④ただの1例のみではあるが、超長期で見て、明らかに相場の大底(例、75円台の央)である場合は、円高の更新は無い。
・・・今回の場合、途中経過からすると、②番の確率が非常に高い。昨今、株価がふるえど、ドル高振るわずというのは、先の8月24日の約6円弱の核?攻撃の円高圧力の余波が強いためであらふ。
もう8月24日に、賽は投げられている(主に魑魅魍魎米穀ファンド等の熊野郎聯合?による約116円35銭更新します宣言)のであるから、飼い方としては、この非常に強力なる円高誘引磁石の磁力の罠に吸い寄せられてお金を失わないやう、今、ロング等で相場を張るのは危険であろう。
せめて、7位の例の約71日くらい経つまでは、静観が寛容バウ。
つまり、ドル円相場の大底でない事がどう見ても明らかである8月24日からの該当日でゐうところの、11月の雇用統計発表後あたりまでは、また、約116円35銭をつけてくる可能性が殊更に髙いバウなぁ。(もちのロンの低確率で杞憂で終わる可能性も有りますバウね。)
もし、飼いの相場を張るのであれば、その11月初旬後、くれぐれも様子をみて張りなさい。熊側から見た相場感(野生の感)からの老婆心バウ。ばう、ばう~~~~。