岩谷産業は、ユーロ円建ての新株予約権付社債(転換社債=CB)で300億円を調達するそうです。
利息が付かないゼロクーポン債で、払込日は10月22日(ロンドン時間)、償還期限は2020年で、水素関連の設備投資や買収資金などに振り向けるそうです。
液化水素の製造設備増強など水素事業に130億円、液化石油ガス(LPG)のカセットガスボンベの製造工場など総合エネルギー事業に110億円、ヘリウムガスの輸送コンテナ増強など産業ガス・機械事業に60億円を充てるとのことです。
同社は水素事業など利益につながるまで長期間かかるとみられる投資が多いため、銀行などからの借り入れではなくCBでの資金調達を決めたそうです。
将来の希薄化を見込んで、株価は下がってしまうんでしょうかね。
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