週明けの米国株式市場は、NYダウが取引開始から一気に1000ドル以上の下げとなり、取り引き時間中では、過去最大の下げとなった。
終値は、NYダウは▲588ドル安と大幅下落で、3市場そろって5日続落。
2014年2月10日以来、ほぼ1年半ぶりの安値を付けた。
中国に端を発する世界市場と景気への先行き不安感が投資家心理の萎縮に拍車をかけた。
しかし、ファンダメンタルズは、リーマンショック時よりはるかに良好で、いかに、この下げがパニック的に売られているのかが判る。
優良株への絶好の押し目買いの動きも見られた、アップル株は92ドルの安値から買いが入り103ドルで引けているのは救われる。
25日の、東京株式市場は、中欧米株安、特にイギリスは10営業日連続の下げ、ドイツは今年の安値を付けた。
また、安全資産の円に資金が流れ、一時7ヶ月ぶりに対ドルで116円台の円高になった。現在は118円50銭台で推移している。
東京マーケットは、日経平均で5営業日で2000円の大幅安を演じ、今日も続落が見込まれる。投資家の不安心理がどこで収まるかが、狙い時・勝負時である。
日経平均は18000円割れを意識し、ザラ場での上海株や為替の動向で方向感が変わる可能性が有る。