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概況


――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【1】NY市況           
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□ダウ工業株      
17935.74(+ 31.26)△0.17%
□ナスダック       
5064.88(+  9.33)△0.18%

□S&P500      
2100.44(+  4.15)△0.20%

□ダウ輸送株       
8315.94(- 32.28)▼0.39%

□半導体株(SOX)    
715.19(+  0.12)△0.02%

□NY原油先物(7月限)   
59.92(- 0.05)

□NY 金先物(8月限) 
1176.80(- 4.10)

□バルチック海運指数    
725   (+ 44)

□為替      
(対ドル)123.41(前日比0.23円高)
        
(対ユーロ)139.91(前日比0.56円安)

□CME日経225先物 
20160(- 80)※大阪先物比



 17日のNY株式市場は、利上げのペースが緩やかになるとの見方を背景に買いが優勢となり続伸しました。

 この日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とイエレンFRB議長の記者会見の時間が近づくにつれて慎重なムードが強まり、主要指数は一時マイナス圏で推移しました。

 米連邦準備理事会(FRB)はFOMCで事実上のゼロ金利政策の維持を決定。FRBは声明で労働市場と景気に関する判断を上方修正した一方、利上げの時期に関しては今までの表現を維持し明確なヒントを与えませんでした。

 同時に公表されたFOMC委員による15年末時点の政策金利見通しの中央値は前回3月分と変化がなかったものの、16年末の金利見通しは低下しました。これを受けて利上げのペースが緩やかになるとの見方が強まり、株式市場改めて買いが優勢となりました。

 イエレンFRB議長はFOMC後の記者会見で、政策運営は経済指標の動向次第であることを改めて強調し、利上げの時期についての言及がなかった(利上げのペースが緩慢になるとの確証がない)ことから慎重なムードが残り、ギリシャ問題を協議するユーロ圏財務相会合を控えていることもあって相場の上値は限定的でした。

 S&P業種別指数では、エネルギーと金融が下げた一方、公益(電力等)や生活必需品(日用品)などが上昇しました。

 個別銘柄では、製薬大手アラガンによる買収が明らかになったカイセラ・バイオファーマシューティカルズが急伸。セルジーンやバイジェン・アイデックなどバイオ医薬品株の一角も上昇。ロシアの航空会社から貨物機を受注したと発表したボーイングがしっかり。中国での投資拡大を発表したネットワーク機器のシスコシステムズも堅調に推移しました。

 一方、赤字決算を発表した物流大手のフェデックスが下落。M&A(企業の合併・買収)を材料に上昇していた医療保険のユナイテッドヘルすやエトナなどが反落。9月利上げ観測が後退したこと受けてバンク・オブ・アメリカやシティグループなどの金融株も軟調でした。

 ダウ構成銘柄では、プロクター&ギャンブル、アメリカン・エクスプレス、インテル、シスコシステムズ、ボーイング、キャタピラーなどが高く、ユナイテッドヘルすやビザ、JPモルガンなどが下げました。

 NY原油先物(WTI)は、週間在庫統計でガソリンの在庫が増えていたことからやや売りが優勢となり小幅に下落しました。NY金先物は積極的な商いが手控えられる中、小幅安で取引を終了しました。

 バルチック海運指数(BDI)は上げ幅を拡大し、1月22日以来およそ5カ月ぶりの高水準となっています。




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【2】本日の注目点と話題        
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◆昨日の日経平均株価は前日比38円安で3日続けての下落です。ただ、5月の訪日観光客数が前年同月比50%の大幅増で164万人と5月として過去最高を更新したことで百貨店などインバウンド関連の一角が強い動きとなっています。

 NY株は続伸。

 CME日経225先物(円建て)は2万0160円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万0219円と比べ60円ほど安い水準となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
 ――――――――――――
 2万0331円 5日線
 2万0284円 25日線
 2万0280円 一目転換線
☆2万0219円 昨日終値
 2万0160円 CME日経先物
 2万0075円 一目基準線
 2万0016円 直近安値(6月10日)



◆本日は、国内では週間の対内証券売買契約、4月の毎月勤労統計確報、5月の白物家電の国内出荷実績、週間の部門別売買動向が発表されます。

 海外では5月の中国主要都市の新築住宅価格動向、週間の米新規失業保険申請件数、5月の米消費者物価指数、6月の米フィラデルフィア連銀景気指数、5月の米景気先行指標総合指数、5月の北米地域の半導体製造装置BBレシオなどの発表が予定されています。

 注目イベントとしては本日から2日間の日程で日銀金融政策決定会合が開催されます。


 ギリシャの問題を巡っては今晩、ユーロ圏財務相会合が開かれます。19日のEU財務相理事会、25~26日のEU首脳会議など、議論の場はまだありますが、今晩のユーロ圏財務相会合が一つのヤマ場とみられています。

 ちなみに、国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)、欧州連合(EU)などの債権団とギリシャとの協議が決裂した場合、6月30日期日のIMFへの一括返済は滞り、第2次救済プログラムも失効します。

 7~8月に大量償還を迎えるギリシャ国債についてもデフォルトの可能性が高まりますが、すでにデフォルトへの警戒感からギリシャ国債は売られ、3年物国債の利回りは30%台に乗せています。

 さらに預金の国外流出が続けば、一定期間の銀行封鎖、預金引き出し額の制限(預金封鎖)、国外送金の禁止(資本規制)、その先にあるギリシャのユーロ離脱も現実味を帯びてきます。

 ドイツはすでにギリシャが破たんした場合について協議を行っているとされ、市場は事態の成り行きを注視しています。




◎新規公開
 ――――
 デジタル・インフォメーション・テクノロジー(JQ・3916)
               
 公開価格1,300円

◎市場変更
 ――――
 Minori(3822)
 ジャスダック → 東証2部



◆その他のトピックは、改正電気事業法成立・完全自由化へ、液晶TVの販売台数7カ月連続増・4Kがけん引、輸出船契約実績5月は11カ月ぶりプラス、半導体製造装置5月の供給過剰、インサイダー規制見直しへ、NTTとパナが技術開発提携、ユニクロの委託先工場でスト・供給には影響なし、信越化が半導体向け先端材料を増産・福井に新工場、ダイキンが中国でフッ素樹脂シート生産、伊藤忠が米社と組み販促支援。

 大日本住友とJCRファが脳神経系治療薬の創製で研究協力、日エンター子会社が音楽配信サービス、アイロムが中国でも特許取得、ナトリが久喜市に新工場、大塚商会の1~6月期営業利益が予想上回る、マンダム4~6月の営業益が過去最高、サムティ今期経常を上方修正・増配も、裁定買い残が4カ月ぶり3兆円割れ、信用評価損益率のマイナス幅が1年ぶり低水準・・・等々。



◎明日の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 19日(金)
 日銀金融政策決定会合の結果発表
       
 5月の全国百貨店売上高
       
 4月の景気動向指数改定値
       
 EU財務相理事会


◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 >
前日の足取りに反して動く日

 <相場高低判断>
前場保合えば後場高し
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