北方領土問題の解決は焦らずに熟柿を

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北方領土問題の解決は焦らずに熟柿を

共同◆米、日本に慎重対応要請 プーチン氏訪日めぐり http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015092301001076.html  「米国務省のトナー副報道官」「岸田文雄外相がプーチン氏訪日に向け、モスクワでラブロフ外相と会談したことに関しては「何のための(ロシア)訪問かは知らない」と述べた」


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 ロシアは力の論理で動く国。

 基本的に途上国。

 条約も平気で破ってきた。

 

 そういう国と、実質的に無意味になる平和条約の締結を急ぐ必要があるのだろうか?


 平和条約を結んだところでロシアは北方領土の返還をのらくらかわすだろう。

 国家元首が返すと言った色丹、歯舞もそうして返ってこなかった経緯がある。

 結局、ロシアにとって意味を持つのは力、力関係である。 言葉や文書は何の意味もなく、その時々の力関係でどうとでも変わるものである。


 だから、ロシアが弱体化しない限り北方領土は返ってこない。

 ロシア極東地域の疲弊と中国化を待ってから領土交渉をすべきだろう。

 そのときならば援助と引き換えで返還に応じる可能性が高い(ソ連崩壊時はそうなりかけたが、鈴木宗男や佐藤優の対ロ援助で閉ざされた)


 ロシアに経済協力などしてもアジアに侵略国家をもう一つ増やすだけで、これは日本の国民益にならない。

 ロシアとの経済関係は、ロシアが自立的発展をし、先進国化するのに応じて民間主導で深めていけばいい。

 援助でイージーに経済発展させれば、中韓同様、中身が途上国のまま(力の論理オンリーなまま)、経済力増大、軍事力増大になるので、脅威を増やすだけである。


 

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