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7717 ブイ・テクノロジー
液晶ディスプレー、プラズマディスプレーパネルなどの検査関連装置が主力のファブレスメーカー。独自開発した光配向膜露光装置AEGIS(イージス)が業績牽引役として期待できる。
会社側ではAEGISの用途拡大にかねてから積極的で光配向用途のほか、3Dディスプレイ用偏光板、タッチパネル用マスクレス露光、高精細ディスプレイ用TFT露光用途でも評価機の納入が進んだ。
AEGISの納入は液晶TVの販売不振などから一頓挫を挟んだ形になるが、これまで延伸されていたTV向け大型液晶パネル、スマートフォンやタブレット端末向け中小型液晶パネルで、中国を中心に新設ライン用設備投資の動きが出てきている。また有機ELの設備投資計画も新規に浮上してきた。
こうした主要取引先である液晶(LCD:Liquid Crystal Display)業界の設備投資計画の回復傾向を背景に、中国では検査関連装置の受注、中国、台湾、国内では露光装置および有機EL用装置の受注が増勢、あわせて関連消耗品やメンテナンス需要も急速に改善が進んだ。
これらから前期(15年3月期)本決算は、売上高164.5億円(前期比+25.9%)、営業利益8.6億円(+111.8%)、経常利益10.5億円(+141.6%)、純利益5.3億円(+138.0%)、1株当たり純利益113.4円実績だった。利益が倍増の好決算。
業績好調は今期も拡大の模様。8月中旬に既発表の第1四半期決算は、売上高51.2億円(前年同期比+81.8%)、営業利益3.3億円(前年同期実績△4.2億円)、経常利益3.3億円(△4.6億円)、純利益1.8億円(△3.3億円)、1株当たり純利益38.7円実績だった。
大幅な増収、また前年同期は営業利益段階からの赤字と厳しいスタートを強いられたが、今期は極めて好調なスタート。また前年の1Q動向のこの弱さで、上記の本決算まで改善が進んだことも評価できる。
ブイ・テクでは16日に、光配向用露光装置「AEGIS-IPS」について、国内外の大手液晶パネルメーカー2社からの採用が決定したと発表した。光配向用露光装置は、テレビ用IPS(In-Plane-Switching方式)液晶パネル量産ラインへの導入が本格化しようとしており、「AEGIS-IPS」は量産ラインでの早期運用を目指す試作機として採用されたという。
今後の本格的な量産ラインでの導入が待たれるニュース。
こうした種蒔きが進む一方、足元の受注動向も極めて良好。主に中国、日本向け検査関連装置、中国向け露光装置、関連消耗品やメンテナンスにより158億円(前年同期実績56.9億円)、受注残高234.8億円(同94.4億円)になっている。
2Q以降、6月に買収したNSKテクノロジー(日本精工傘下のFPD製造用露光装置メーカー)=現名称VNシステムズの業績寄与も大きく見込める(売上高寄与通期100億円、営業利益で9億円)。のれん償却、人件費増でも買収効果が上回り、大きく増益見通し。
これらから通期の業績見通しは、売上高260億円(前期比+58.0%)、営業利益20億円(+131.8%)、経常利益18.5億円(+75.6%)、純利益9.5億円(+78.2%)、1株当たり純利益200.9円見込みとする。
市場コンセンサスは会社計画、上振れの見方をしている。売上高273億円(前期比+66.0%)、経常利益22.6億円(+115.1%)、純利益11.9億円(+124.9%)、1株当たり純利益253.5円予想としている。
今後は、市場コンセンサス寄りの業績推移を確認するごとに株価水準を切り上げる動きを期待している。
ここでは今後3-4週間での取り組みでの見直し局面を想定した。今期の期待利益水準からは、当面の株価は3700円付近に戻すと考えている。
買いメドは3050円程度まで。想定の取り組み期間は3-4週間程度。想定目標株価@3700円付近への戻りを期待。
一方、損切りについては2550円割り込みでリスク許容に応じて要検討と考える。
(18日終値@2963円に対する目標株価の想定上昇率+24.8%前後)
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