東京電力や関西電力など大手電力が始めた、スマートフォンやパソコンで月々の電気代や使用量を管理できる無料サイトの利用者が伸びているようです。
過去の利用データと比較すると、電気の使い過ぎが簡単に分かり、「炊飯器の保温時間は短く」、「洗濯物はまとめ洗い」などさまざまな節電の技も人気を集めているそうです。
東電は2012年に「でんき家計簿」のサイトをつくり、会員数は約314万5000件で、この1年間で3倍以上に増えたそうです。
登録に制限はなく、約13万件の会員は東電と契約していない域外の顧客だそうです。
サイトでは過去2年間の電気代や使用量が記録でき、家族構成が近い家庭の電気代を参考にしながら、電力消費の無駄を見つけることもできるそうです。
2014年には家電製品の型式を登録すると、メーカーのリコール対象となったときにいち早く把握できるメニューを追加し、製品の取扱説明書や保証期限の確認もできるそうです。
関電の「はぴeみる電」は会員数が約125万8000件で、ことし7月にはLINEでも電気代が分かるようになったそうです。
他の大手電力も工夫を凝らしており、中部電力の「カテエネ」は約50万8000件の会員を抱え、アンケートに回答すると、イオンなどで使えるポイントを獲得できるそうです。
九州電力は6月末にサイトのデザインを一新したそうです。
沖縄電力は次世代電力計のスマートメーターを設置している家庭を対象に、30分ごとの電気使用量が分かるようにサイトを改修する考えだそうです。
電力業界は2016年4月に電力小売りが全面自由化され、家庭は電力会社を自由に選べるようになることから、大手電力はサイトで便利なサービスを提供し、全面自由化後も電力購入を続けてもらおうと狙っているようです。
自由化でどの程度電気料金が下がるんでしょうかね。
あまり期待はできないんでしょうか。
9501:780円、 9503:1,422.5円、 9502:1,780円、 8267:1,719円、
9508:1,355円、 9511:2,707円