ダウ47安

[グラフzbtさん]

昨夜のダウは4日続落となりナスダクも3日続落となった。アメリカは利上げに対する警戒が広がった。こうした中アップルへの売りが膨らみ指数を押し下げた。中国経済の減速とアイフォーンに対する需要の懐疑的な見方が売り圧力の様だ。米アトランタ地区連銀総裁の9月利上げが適切な時期だろうとの見解を受け株価は下げ幅を拡大した。9月利上げにやや前進か。

欧州は反落となりギリシャは大幅続落となった。欧州はクレディ・アグリコルが大幅に売られほか原油安でエネルギー株が売られたのが重しだった様だ。ギリシャは引き続き売られたが3日の混乱からは脱した感もあり次第に落ち着くだろう。

CMEは20520で戻っており今日は小動きで寄りそうだ。アメリカ安を米ドル円の円安進行がカバーした感じであり更に円安に振れて来れば日経の反転に期待出来るだろう。利上げはダウ押し下げ要因だが円安進行の強烈な支援材料であり個人的には利上げはそれほど警戒していない。どうなるかわからないが利上げの織り込みの進み具合次第では利上げでアク抜けから日経暴騰とかもあるかもとか思っている。

個人的には今日は利食いから入る予定。ダウが下げ止まらない中で日経は何とか持ちこたえてる感がして危ない気がする。ダウが何かのきっかけで反転してくれれば良いのだがチャート的には下に行きそうに思える。日本のマーケットもTOPIXは凄い粘りだが新興は弱く全体的な雰囲気は良くないだろう。まあ外部環境が不透明であり仕方ないのだが。ただ中国の株価対策には個人的には期待している反転のきっかけは中国からかもしれない。