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素人のマーケットメモ⑳

先日、ある大手企業に訪問したときに
その会社のPR用の大きな着ぐるみが置いてあった。


「一度かぶってみますか?」


と言われたので、人生経験のために頭のところだけかぶってみた。


想像以上に大変だった。(>_<)
暑いし、圧迫感があるし、前がよく見えないし・・・
着ぐるみを着ている人の苦労が少しだけわかった。


・・・


素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは信頼できる専門家へ)


素人のマーケットメモ⑳


○ネイサンの逆売り


6月18日、ワーテルローの戦い200周年と「ネイサンの逆売り」の記念日に、22,000円
コールオプションを買っていたら3営業日で1円が17円の17倍になっていました。


ネイサンの2,500倍には及びませんが大きなリターンです。
(買っていればの話)


「ネイサンの逆売り」を知っていた投資家の中で、大物ヘッジファンドによる
ネイサンの逆売りの再現を予測してコールオプションを買った人は利益確定できました。


○ギリシャ問題


この材料は、もう完全に飽きました。(-_-;)
どちらでもよいので結論を出してほしい。


と思っていたら、動き出しました。 (・o・)!


「ギリシャ支援 延長拒否」
「EU、国民投票に反対」
「30日期限、破綻の恐れも」


(日経新聞一面見出しより)


この材料(ギリシャのデフォルト懸念)を受けての休み明けマーケットに注目したい。


ただ、もしギリシャがデフォルトしても、PIGS(ポルトガル、イタリア、ギリシャ、

スペインの4カ国)に及んで連鎖していくことはないと思います。


ギリシャのGDPは日本の神奈川県のGDPほどしかなく、トヨタと世界一の座を
競っているドイツのフォルクスワーゲンの年間売上高の90%ほどしかない。
ファンダメンタルズ的には、影響は限定的です。


数年前からギリシャの問題があったので、ほとんど世界の民間金融機関は
ギリシャ国債を保有していないと思います。


ギリシャ国債の80%は、IMFとECBが保有。残りはギリシャの銀行と、一部の
ヘッジファンドが保有。ヘッジファンドが保有していることは気になりますが、CDSを
買って保険をかけていると思うので、ギリシャデフォルトからギリシャ発の金融危機には
ならないでしょう。


ギリシャがデフォルト問題で日本株が下がっても、そこから本格的な下落トレンドになる
可能性は低いと考えます。


もちろん、どうなるかわかりません。


豊島逸夫の手帖にこの問題の解説があるので、引き続き参考にしたいと思います。


○中国株


先週末、中国上海株が強烈な下落をしました。
日経平均にすると、1,600円以上に相当する大幅下落です。


中国株はすでにバブルの水準になっています。


個人投資家中心で、爆弾が入った小包を買ったり売ったりしています。
どこで爆発するかのババ抜きゲーム進行中です。


この休日、中国が利下げを発表しました。
貸出金利、預金金利の基準金利をともに0.25%引き下げました。


中国株は、政策当局の金融政策頼みの上昇になっています。
将来、金融緩和しても株価が上昇しないようになれば要注意です。


今のところ中国政策当局には、金融政策、財政出動ともにまだ打つ手はあるので
すぐにはバブル崩壊にならないでしょう。

多くの投資家が忘れた頃に表面化するかもしれません。


将来の危機の種を蒔いている段階ですね。
金融政策頼みには、限界がある。


○ファーストリテイリング


日経平均株価の構成率ナンバー1銘柄の需給をチェックすると


6月19日

信用取り組み


信用売り残 39万5,300株
信用買い残 10万5,700株
信用倍率  0.27倍


6月19日段階ですが、売り残多い。


○個人の信用取引状況と信用評価損益率


6月19日

個人の信用買い残が増えて、信用売り残が減って信用倍率が高くなっています。
このことは株価にマイナス材料です。


信用評価損益率は

-7.30%


ここは、数値的にもあまり変化なしで参考になりませんね。


○裁定買い残


6月19日

2兆8,072億円
(前週比 -1,190億円)


あまり変化なし。

この水準だと、まだ株価は上がってもおかしくないです。
(先週、株価は上昇しましたね。)


○投資主体別売買動向


直近週間


海外投資家
 -184,691
6月第2週に続き、大幅売り越し


個人投資家
+ 134,671
6月第2週に続き、大幅買い越し


先週末、株式ニュースで市場専門家が


「個人投資家が買っているので、日本株は強い」


などと解説していました。


そうではなくて


「6月になってから海外投資家は大幅売り越して、個人投資家が大幅買い越しているので
注意する必要があります。来週発表される売買動向に注目しましょう。
今週、株価が上昇していたのでどうなっているのかわかりませんが、3週連続で
海外投資家が売り越して、個人投資家が買い越していたら、警戒する必要があります。」


などと、解説したほう親切かもしれません。


個人投資家のショートカバーで株価が上昇していた場合は特に注意が必要になります。
もちろんどのような結果が出るかわかりません。


以前日記でも書いたように、海外投資家の方が個人よりも精度の高い情報を持っている
ので海外投資家の方が正しい投資判断をすることが多い。


・・・


難しい相場が続くかもしれませんが、ギリシャ問題、そして米利上げと関係する
7月3日(木)発表される6月の米雇用統計の結果に注目したいと思います。


市場関係者は、先日のイエレン議長の発言で米利上げは12月になるのではないかと
予測しているようですが、そのように油断させておいて9月になることもあるので
油断しないようにしたいと思います。


・・・


前回の日記でアンティーク・コインについて書いたので
おすすめの本を1冊だけ


『アンティーク・コインで資産を防衛せよ』


インフレが到来しても安心な
アンティーク・コインに注目せよ!


平木 啓一著
PHP研究所


長期投資家や資産のある人にとっては、アンティーク・コインについてよく勉強すれば
これからのインフレ時代の到来に備え、資産分散先の候補になるかもしれません。




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