kabukabumanさんのブログ
ギリシャ国民の77%が債権団の要求受け入れを支持
ギリシャでは債権団の要求を受け入れるか否かを問う国民投票の実施を議会が承認。
その結果7月5日に投票が実施される運びとなりました。
政府は国民に対し反対票を投じる様呼び掛けていますが
1000人を対象にした世論調査によると、債権団の要求を受け入れるべきとの回答が77%を占め
ユーロ残留を希望するという回答もやはり77%という状況です。
また新政権の支持者層も71%がユーロ残留を望んでいるとのことで
投票結果が政府案に「NO」を付き付ければ
早くも政権崩壊という事態に陥るのではないでしょうか。
因みに投票結果の如何に関わらず、今週は一時的にユーロが売られる展開になりそうですが
新たな世論調査の報道などで、為替相場は大きく変動する可能性があると思います。
また円相場や日本株に対する影響にも注意は必要ですが
株式市場が下落すれば短期的に買いという考えに変わりはありませんし
むしろ大きく下げれば下げるほどチャンスは拡大すると考えています。
しかし国内の政局不安が台頭すれば外人の日本株離れが懸念されるため
中期的には内部要因による調整を考慮して置くべきだと思います。
ps:セコイ話ですが、衆院解散の噂が流れると選挙関連銘柄に資金が向かう可能性が高まります。
ですから一応監視だけはして置くことをお勧めします。
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デフォルトになんかなったら、
困るのは自分たちってのが
ここまでならないとわかんない国民性なんじゃないですか(^^;
本当に(゚Д゚)ノ
こんばんは
この国民投票って、意味あるんでしょうか?
結果がYESだろうがNOだろうが、いずれは緊縮策を受け入れないわけにはいかないのでは?
まあ、受け入れを少しでも先延ばしするというなら効果アリかもしれませんが、いかにも大衆に迎合する政治家の選択って感じしかしませんね
やっぱり、こういう人に投票してはいけないですね。ようく覚えておくことにします
kazuma37さん こんばんは!
>通れば儲けもの
ズッとこんな感じの交渉が続いていたので…!
仰る通りですね。
最初からゴネ得を狙っていたのは疑う余地のない事実だと思います。
ただ観念したのか、それとも開き直ったのかはよく解かりません。
私はいろいろな意味でSYRIZAと日本の民主党が被って仕方ないんです。
高い理想を掲げることは大いに結構ですが
理想に拘るあまり現実を直視出来なければ
殆どの場合、事態は悪化するだけだと思います。
チプラス政権は確かに国民の期待に応えるべく奔走したと思いますが
交渉のプロセスに関する報道を耳にする限り
およそ交渉などと言えるものではなく
むしろ恐喝ではないかと感じる局面もありました。
結果的に債権団の心象を害した外交は
新政権の未熟さと功を焦る気持ちの表れで
ギリシャ国民が、それでも良くやったと一定の理解を示すのか
或は失望するかは正直私には解かりません。
因みに、国民投票の結果、政府の呼び掛けに大多数が「NO」を突き付ければ
連立与党内の分裂に発展する恐れがあるのではないかと考えました。
チプラス政権が短命に終わるかどうかは
国民投票の結果が一つの鍵を握っている様な気がします。
おちゃちゃさん こんばんは!
ギリシャはとっくにデフォルト慣れしているのではないでしょうか。
過去は、幸い観光資源という大きな強みがあったために
デフォルトしても通貨価値が下がることで観光収入が増える。
恐らくその繰り返し(自転車操業)だったと推測しています。
しかし通貨がユーロになったばかりに強みを生かせなくなり
どん底の今があるのだと考えています。
ですから長い目でみればユーロ離脱が最善策だと思うのですが
今回のデフォルトは過去のデフォルトとは全く異なり
通貨がユーロから価値の低いドラクマに代わる訳ですから
銀行は勿論、ユーロ建てで借り入れをしている企業や個人は
次々に倒産や破産を余儀なくされるでしょう。
ギリシャ国民が事の重大さに気付き、ユーロに残留したうえで
自分たちで国家の財政危機を乗り越えようという意思を持てば
漸く泥沼から這い上がるスタートラインに立てると思います。
せめて一日6時間くらいは働けと言いたいですね
正坊さん こんばんは!
確かに国民投票の意味は政権の責任逃れだという人が多いですね。
私も同様の印象を持っていますが
結局消去法で選ばれた政権ですから
国民に良いところを見せたい気持ちは解かります。
しかし効果的な政策もなく、ただただ功を焦った感は否めませんし
ドイツの戦争責任を持ち出したのもその表れだと感じています。
因みに、日本も民主政権時代を「失われた3年」などと呼んでいますが
ギリシャの場合、一つ間違えば3年どころでは済まないでしょう。
それに、公務員給与の引き下げや年金制度の改革に反対したところで
国に支払う金が無いのですから、一体どうするつもりなのか?という
素朴な疑問も湧いて来ます。
結局今の段階では
正坊さんが仰る様に、緊縮財政を受け入れるのが最善の策だと思います。