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6668 アドテック プラズマ テクノロジー
液晶基板・半導体製造工程において使用される製造装置に搭載するプラズマ用高周波電源、マッチングユニット及び計測器等の設計、製造、販売及び技術サービスの提供を行っている。
半導体・液晶関連事業が、スマートフォンやタブレット端末の需要が堅調なことから好調に推移して、タッチパネルディスプレイ向けの成膜装置メーカーの設備投資増を背景に電源の出荷数が増加、セグメント売上高22.1億円(前年同期比+48.0%)、セグメント利益2.5億円(+354.2%)と業績を牽引している。同事業では、医療機器としてのプラズマ照射装置の製品化も進めている。
研究機関・大学関連事業も、加速器用電源や粒子線がん治療装置用電源の受注獲得に注力して、セグメント売上高6.9億円(前年同期比+15.8%)、ただしセグメント利益は新本社工場への移転費用などが負担で0.1億円(△61.2%)と利益貢献がなかった。
これらから今期(15年8月期)の中間決算は、売上高29億円(前年同期比+38.8%)、営業利益2.6億円(+214.2%)、経常利益3.4億円(+220.9%)、純利益2億円(+232.8%)、1株当たり純利益24.2円実績だった。
増収ならびに大幅な増益、好決算の内容に直近高値1390円(4月10日)をつけた。なお、年初来高値は1794円(1月9日)の高評価。
しかし、好材料出尽くし感からその後に調整期に入って、下値1100円の底這い状態がつづいている。
収益の柱の半導体製造装置向け電源は数量増に加えて、ベトナムの量産化向上が軌道に乗って、採算性が向上していると伝わる。ベトナム工場の稼働率向上がつづいていることから、下期も業績は堅調推移が期待できる。
会社側の通期業績計画は、4月の中間決算発表時に上方修正され、売上高57.5億円(前期比+7.7%)、営業利益4.6億円(+31.5%)、経常利益5.5億円(+39.8%)、純利益3.2億円(+32.1%)、1株当たり純利益38.3円見込みとしている。
この通期計画に対する中間実績の進捗率は、売上高で50.4%、営業利益で57.1%、経常利益で62.3%、純利益で61.7%になっており、売上高は想定線だが、利益各項はイーブンペースの50%を上回って、業績上振れ期待がある。円安効果も利益押し上げに働く。
業績面のほか、プラズマによる皮膚治療器を6月から欧州に投入した。またプラズマを使う半導体製造装置クリーナーも今夏から本格販売の見通し。ニュースフローも良い内容がつづきそうだ。
にもかかわらず株価は大底のラインにある。
7月10日15時に予定の今期・第3四半期決算に向けて、そろそろ見直しのリバウンドを狙った先回り買いが入りそうだ。
22日(日本時間23日午前2時から)のユーロ緊急首脳会議で、ギリシャ支援問題に当面の見通しがつきそうなことも、相場のアク抜けになりそう。タイミング的には出遅れ修正銘柄の反発が期待できることも注目点。
買いメドは1152円程度まで。想定の取り組み期間は2-3週間程度。想定目標株価@1340円付近への上昇を期待。
一方、損切りについては955円割り込みでリスク許容に応じて要検討と考える。
3Qの四半期決算発表のイベントを迎えるため、強く安全策を志向の会員の方は、7月7~8日頃の高値局面で換金売りを完了したほうが安全策になる(材料出尽くしの短期下落リスクを回避する)。
ある程度リスク許容可能な方なら、現状株価の低位と下期の業績期待から、3Q発表をまたいで買い持ち、想定目標株価奪還を期待してもいいと考える。
(19日終値@1111円に対する目標株価の想定上昇率+20.6%前後。)
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