為替見通し セミナー 2008年07月04日
為替見通しと投資戦略セミナーに出て
今後の為替見通し上西 晃氏(日興)
雇用の減速6ヶ月・所得の下落・米国政府は利下げ・減税によってドル安にして輸出がよくなり景気は上向きです。
その結果原料が値上がりし、物価も上がり今後半年何も出来ないようになってしまった。1.公定歩合等の引き下げ ドルを下げ。
2.TAFの導入による金融機関のてこ入れをし。
3.TSLF、PDCFによる証券会社等の資金を手当てした。完全な社会主義国家です。
これらの早い膿出しにより外需が景気を下支えした。10%以上の輸出の伸びが今後半年は続く。ショベル、トラックなど。一方住宅価格は11ヶ月分たまっている23年ぶりです。いままで11四半期続いたので14~15四半期続く下落は来年初めまで続くようだ。
その結果ドルのレートは105~112円。106~117円。107~120円。110円~125円と来年初めにかけて徐々に円安になるようです。
輸出が伸びると輸送に軽油が使われ製造に重油が使われます。原油が少ないのは当たり前です。当分原油も下がらないでしょう。わかっていてブッシュは猿芝居。昨日のポールソンさんの発言もこの事実があればこそです。サウジもロシアも増産の遅れを言い訳してきました。米経済は堅調です。原油は不足します。