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ギリシャ支援協議の間のポジション取り

今回は前回の3月の時と比べて違う点がいくつかある。為替と株式の水準。

前回は円高に調整しやすい地合いだった為、ヘッジ手段としてドルを売っておくという手段もアリだったが、今回は6月に入って協議が難航していても123円付近を推移しており、円高になりやすい地合とは言えないかもしれない。

また、株のほうもダウ平均や欧州株価は調整色を強めているが、日本の日経やTOPIXを見ていると強さが目に見えて分かる。


このような地合いでも、ギリシャ支援協議が月末期限まで続くとなれば、多少は円が買われ、日経が売られるとは思うが、果たして前回の3月のようなポジション取りで良いのかどうかは意見が分かれるかもしれない。


一先ず、アルメイダは景気敏感株はなるべくポジションを落としてるのは最近からずっと続けているが、それにプラスしてレバETFをショートしてヘッジという戦略でポジションを組んでおり、下がれば儲かるというよりは、損失をカバーできる程度の戦略で様子を見ている感じだ。

為替のポジションはちょっと読めないところがあって、今回は無視する方向でいく。その分、ショートのボリュームがダウンしているので、下げ相場がキツければ多少なり損失は膨らむかもしれない。


ここで個人的に問題なのはギリシャ協議までの動きはなんとなく予想出来るのだけど、ギリシャ協議がもし合意できなければ・・・?という予想はなんとも難しい。

今回は合意しないというシナリオが現実的に思えてならない。各国々も最悪を想定して準備している節があり、投資家も準備が必要なのではないか?と思わされるニュースがあまりにも多い。


そうであるならば、下げがきつくなっていくのかどうか・・・。または織り込みが強いので相場の影響は軽微なのか・・・。その辺の予想がつきにくいので、個人的には儲けるためにポジションを取るというよりは、損失を回避のための動きをするべきかな?とは思っている。

が、今の内に決め打ちしてポジション予想をするのも良いけど、こちらもギリギリまでニュース等を監視しつつ、どういうバランスが良いのかを悩んでいこうと思う。


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