いそりんさんのブログ
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バーゼル銀行監督委員会の新規制
国債の保有比率が低下しているとはいえ、『それでも尚、国債の保有比率は生損保を上回り、国の資金調達先として最大の民間機関である銀行』
政府(日本)が発行体のため、最も安全な資産との評価があるが、その評価が暗転するかもしれない
国(日本)の財政赤字も要因だが、『バーゼル銀行監督委員会が国債などをリスク資産として判断する規制を適用させ』、国債の金利が突然上昇(債券価格は下落)し、損失が出ても経営に支障が出ないようにするのが規制の内容だ
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO86158990W5A420C1NN1000/
規制(リスク資産判断)の適用は2019年以降だが、前倒しで銀行が国債を売却する可能性があり、金利や為替(FX)、株式市場などの影響がでるかもしれない
そして、『この内容(リスク資産判断)は住宅ローンや企業への長期融資にも及び』、適用が予定される2019年までに融資が圧縮され、設備設備や住宅販売(住宅着工、関連する製品など)の減少させ、実体経済に危惧を抱く
何より、規制強化が経済を活性化させた実例はほぼ皆無だとは思うが・・・
こんばんは
この記事を読んだとき、銀行株は爆下げかと思ったのですが、そうでもなかったようでちょっと安心してました。規制が2019年からとまだ先ということもあるのでしょうか。
このバーゼル銀行監督委員会って、以前にも銀行の自己資本比率を高めるようにさせたりとかあって、貸し渋りの原因になるとか言われていませんでしたっけ。
今回も、国債を売るか、あるいは国債を保有するなら自己資本比率を上げろということのようですが、なにも世界経済が好調とはいえないときにこんな規制をしなくてもと思います。
そりゃあ国債なんざ少ない方がいいし銀行の信用も重要ですが、何かあるたびに自己資本比率を高めろじゃキリがないのでは。この委員会って理念優先で頭でっかちなんですかねえ
コメントありがとうございます