口先だけの偽善者 詐欺してる善人ぶってる人多いよ
馬鹿なのか やられるだけか 泣けてくる
大変な危機
太陽光発電 
２０１５年度入社式挨拶
2015年4月1日
株式会社トクヤマ
社長執行役員 横田 浩
株式会社トクヤマへ入社おめでとうございます。大きな希望を抱きながら今日の日を迎えられたものと思います。明日を担う若い力を迎えられることを大変嬉しく思います。
ご承知のように、当社は２０１４年第２四半期決算において大きな損失を計上し、今年３月から人事を刷新し、復活を図るべくトクヤマグループ一丸となって新たな船出をしたところです。当社は、創業以来の大変な危機にありますが、今こそ創業の精神に立ち返り、過去からのやり方に固執せず、常に最善の解を求め挑戦していくことが求められています。
当社の創業者である岩井勝次郎翁は「常に事業は艱難に成り、安逸に敗る」と述べ、「現状打破のチャレンジ精神があれば、試練のときこそ事業は発展し、逆に現状に甘んじると衰退に向かう」との言葉を残しました。まさに我々はこの言葉をしっかりと胸に刻み、会社の復活を期するときです。
我々がまず取り組むべきことは、奇をてらうことなく、既存事業の収益力向上による財務体質の強化と将来の成長に向けたニュービジネスを育成することです。私は、皆さんがトクヤマの社員として、これから仕事をしていくに当たって次のことに心掛けていただきたいと思います。
１．高い志を持ち専門性と人間力を磨く
トクヤマの復活は、国内外のお客様の真のニーズを確かめながら、常にそのニーズに応え続けていくことによって実現されます。そのためには、社員一人ひとりが、高い専門性と人間力を持って国内外のお客さまと接し、認められ、お客様とのコラボレーションにより他社に勝る製品・サービスを提供し続けなくてはなりません。
２．グローバル人財を目指す
トクヤマのマーケットは世界に広がっています。環境変化を的確に捉え、グローバルな視野で物事を考える力を身に付け、こちらの意思を伝え、また相手を理解し、動かすためのコミュニケーション能力も大切です。語学力はもちろんのこと、世界を相手にビジネスができる人財を目指してください。
３．一つ上の目標に挑戦する
私の信条は「忘己利他」です。これは「自分の利益は忘れ、人の幸せのために尽くす」という意味ですが、自分のやっていることは会社のためになっているかを常に考え、トクヤマの発展のために尽力したいと考えています。新社長に就任した私と、皆さんは、新たな目標に挑戦するという意味では同じステージに立っています。共に挑戦する意欲を忘れず、目標を掲げ、それに向かって全力で取り組んでいきましょう。
私は、以上の3つを実践することが新生トクヤマを作る大きな原動力の一つになっていくものと確信しています。仕事は社内外の人と人によって作られます。人財の力の優劣で会社の優劣が決まると言っても過言ではありません。今日、この日の皆さんの夢と志を忘れずに、くれぐれも健康に留意して一歩一歩高みを目指してください。期待しています。
以上
