[ワシントン 14日 ロイター]
◇米中小企業の業界団体、全米独立事業者協会(NFIB)が発表した3月の中小企業楽観度指数は
雇用と資本投資計画の弱含みを背景に2.8ポイント低下し、95.2となった。
第1・四半期に成長が大きく鈍化した可能性がある。
3月は10の構成指数すべてが低下。特に労働市場の動向を示す指数が大きく低下した。
◇3月小売売上高は前月比+0.9%、2月分は-0.6%から-0.5%へ僅かに上方修正
◇金利低下(10年物国債利回りは1.9%、前日比-0.029)
◇ダウは原油高とまずまずの企業決算を受け反発(CME:19910円)
◇シェイクシャック(ハンバーガーチェーン)が連日上場来高値をを更新
僅か63店舗(そのうち自社店舗は31店)しか展開していない同社株のPERは580倍という過熱ぶり
株価高騰の原因は将来の世界展開を織り込み中だと考えられています
<第一四半期決算状況>
◇ジョンソン&ジョンソン(評価:中立)
通年利益見通しを1株当たり6.04~6.19ドルとし、従来予想の6.12~6.27ドルから引き下げ
トムソン・ロイター・エスティメーツのまとめたアナリスト予想は6.16ドル
◇JPモルガン(評価:中立)
売上高:予想244億ドルに対し、結果241億ドル
EPS:予想$1.40に対し、結果$1.45
◇ウェルズファーゴ(評価:中立)
売上高:予想214億ドルに対し、結果213億ドル(+3.3%)
EPS:予想98¢に対し、結果$1.04
◇インテル(評価:中立)
売上高:予想128.3億ドルに対し、結果127.8億ドル
EPS:予想41¢に対し、結果41¢
因みに今日の東京市場は円高傾向と決算発表を控えているうえに
最近売買高が細っていることから、小動きに終始する様な気がします。
但し薄商いの中、先物主導の展開には要注意!
引き続き、好業績・高成長の新興銘柄に期待したいと思います。