「店終わったから、ちょっと来てよ」
とママっちからの電話。
朝の五時。あーん?どこへ?
「店は閉めたからね、近所のおでん屋さん♡」
へーへー、なんもないのに、ひとりで寂しいから、てのと、たぶん、電話一本でくるやつがいるのよ、ってカッコつけてるんだろ?っぽいけど、とりあえず行くわけだ、これが。
この後に車で出勤しないといけないから、仕方なく車で行く。
「ちょっとは吞みなさいよ」
「ちょっとだけね」
とかなんとかで2時間ほど呑む。
ぎょへー、酔っている。
仕方ないので車で移動。
これがまた狭い路地の中の店で、、、、ち、、、、ん???
ぎぇーーー!!電信柱に、こすっちぁったーーー。
冷静になるのだ。 どうしようか。
そうだ、とりあえず、会社に電話だ。
「車こすっちまったのでちょっと遅れていきます」
会社近くの修理工場に持ち込む。
「んー、、自損事故でも一応警察に届けておかないと勝手に修理できない、保険のこともあるし」
えーーー!!警察???ちょっと酔ってるんですけど・・・・
110番「あのー、電柱に当てちゃったんですけど、どうしたら?」
「現場検証するのでそこに来てもらえますか?」
へ? 酔ってるんですけど。
仕方ないからもいちどさっきの電柱のところまで行く。
お巡りさんお二人。
「事情を説明してください。」
「あーだ、こーだ」
なぜか、お巡りさん近寄らない。こいつ呑んでるな?ってばれてる。だって場所が場所だから。
近くに寄って酒の臭いがするとややこしいからわざと近寄らないんだ。よけいややこしいことになるから、こんな簡単な自損事故、さっさと済ませよう、ってことみたいね。
てわけで、一応、(なんだっけ?忘れたけど)事故調査票みたいな証明書書いてもらって、ふたたび修理工場へ。
(注)これはフィクションではありませんが、あくまでも昔の話で、現在ではありません。
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