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ブログ

買いたくない買いと個人の買い

先日、投資で利益を上げている会社経営者と話をした。


その方は、いままで世界35ヵ国以上に行かれたことがある。
ジム・ロジャーズまではいかなくても、冒険好きで
その経験も生かして投資されている。


世界遺産でも有名なペルーのマチュ・ピチュに行かれたときの話を聞いた。
マチュ・ピチュに行く観光コースがある。そのおきまりのコースからではなく
現地ガイドの案内で裏のジャングル経由でマチュ・ピチュに行かれている。


途中、滑車などで川を渡るなど、ターザンの気分でとても面白かったらしい。
険しいジャングルを通って、マチュ・ピチュに到着した。すると、そこには
観光客がたくさんいたので、現実に戻って、あまり面白くなかったらしい。


マチュ・ピチュに行くのに観光コースから行くのが多数派。
裏のジャングルから行くのは、少数派。


投資は、少数派が勝つ。


この方は、投資でこれまで実績を挙げている成功者。
マチュ・ピチュに通じるジャングルを通って目的地に行っている少数派。
みんなと違う景色を見ている方だからこそ、投資でも勝つことができるのだろう。


相場の格言


「人の行く裏に道あり花の山」



素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは信頼できる専門家へ)


買いたくない買いと個人の買い


日経平均株価は、ザラバで20,000円を達成しました。
前回の日記でも書いたように3月末まで日経平均株価は堅調な動きをしていた。
4月に入っても、新年度マネーや、空売りのショートカバーなどで
日経平均株価は順調なスタートを切っている。


2月からここまでの上昇相場のリード役となっているのは
空売りの買戻し(ショートカバー)です。


「空売りの買戻し」と「通常の買い」の区別のつかない市場専門家の話を聞いている
多くの個人投資家は、永遠にマーケットのことはわかりません。


・・・


4月9日の日経新聞に


「4月3日時点の裁定買い残 3兆4,762億円」
「3週連続増加、2014年12月以来の高水準」


裁定買い残が4兆円を超えると黄色信号なので
まだ先物で株価を吊り上げることのできる水準にある。


同じ日の日経新聞の記事によると


「日経平均2万円を『ゴール』と見る投資家が多い」


とある。


この記事から、おそらく2万円がゴールにならずに
さらに上昇するシナリオを考える必要がある。
(たくさんの人が同じように考えると、そのようにならないことが多い)


日経平均株価は強いが、金融緩和に支えられた官製相場(砂上の楼閣相場)は
崩れだすともろいので、引き続き警戒したい。


株価はいつ調整してもおかしくないので、リスク資産の割合は、あまり多くしない方が
よいかもしれません。結果的にあまり利益にならなくても、それは結果論です。


ほとんどの銘柄の株価は、高値圏にある。現在保有している株式をホールドして
利益確定のチャンスを待つのはよいと思う。

ここから高いところで積極的にリスクを取っていくのは、危ないので注意してほしい。


ただし、プロレベルの投資家となれば話は別です!!

ここからは、腕の見せ所になる。


最近、投資をはじめて教科書通りの分散投資をしている方と話をすることがあった。


「○○万円儲かっている。」(^_^)


と自慢げに教えてくれました。


しかし、ビギナーズラックはいつまでも続きません。


・・・


足元のマーケットについて少しだけ書いてみる。


○空売りの買戻し


空売りはまだたくさん残っている。


昔、証券会社のマーケットに詳しい人に逆日歩のついている銘柄や空売りのたくさん
入っている割高銘柄の株がなかなか下がらない経験則について教えてもらった。


また、それらの株が下がるときにはどのような流れで下がるのかについても教えて
もらった。空売りがたくさんはいっているときは、なかなか株価は調整しない。


それどころか、踏み上げられることになる。


日経平均株価についても同じことが言える。


先日、ある女性の投資家の方で、日経平均株価18,000円どころから日経ミニを数枚
売っている人がいて、証券会社に勤めている人に聞いていた。


「あるセミナーで専門家の話を聞いて日経ミニを売ったのですけど
 いつになったら株は下がるのでしょうか?」


「先物で売っていて、(6月限月に)ロールオーバーしているのですけど・・・」


「苦しいです」(~_~;)


証券会社の方が、答えていた。


「どうなるかわかりませんけど、苦しかったら少し決済しておいたほうがいいですよ。」


とアドバイスしていた。


わたしは、横で聞いていましたが、このようなリスク管理のできない人は
たくさんいると思った。


日経平均株価は、アベノミクス前と違い20,000円の水準になっているので
1,000円や2,000円などすぐに変動することは想定しないといけない。


ここから


さらに株価が上昇すれば、空売りの買戻しはまだ入る。


以前、日記にも書いたように、もし行くところまで行くのであれば
売り方の締め上げはまだ続く。


「買いたくない買い」


がたくさん出てくるかもしれません。


○個人投資家の動向


高値圏で株を買うのは、ヘッジファンドや売り方の買戻しのほかにもいる。


洗練された投資家(反対語は熟練度の高い投資家)と情報収集力と資金量で劣る
個人投資家になる。


個人投資家が数週間買い越してきて株価が順調に上昇し、専門家が楽観論に染まるとき
株価の天井が近づくシグナルになる。


しかし、4月第1週の個人投資家は大幅に売り越していたので
まだ、日経平均株価は上昇する余地がある。


日経平均株価が20,000円を突破すると、ニュースや新聞、雑誌などで煽ってくる。


上昇相場に乗れなかった個人投資家が、専門家の推奨する出遅れ株(ボロ株)を買うのは
これからになる。


網に魚が一杯かかったところを見計らって、知恵と実力のあるヘッジファンドが
売り仕掛けする。これにヘッジファンドの主戦部隊、グローバルマクロ、CTAが
一挙に仕掛けてくる。


こうなると、株価は急落、またはトレンドフォローで下落する。


梯子をはずされた個人投資家の塩漬け株のコレクションが増えることになる。


4月下旬から15年度3月期の決算発表が本格化します。会社の期初計画は保守的になりやすく、

市場の期待に届かない可能性があります。決算が始まると失望売りも出やすくなります。

この時期にアメリカの利上げ観測も出てくるので、5月GW前後は要注意です。


(前文、日経新聞より引用)


「豊島逸夫の手帖」(4月10日)
「日経平均2万円から株買えるか」


ここにも参考になることが書かれている。


・・・


4月29日 FOMC
4月30日 日銀会合


アメリカの利上げの匂いがすると要注意。
また、利上げできないほど、アメリカ経済が減速しているのもよくない。
(何度も書きましたが、もともとアメリカ経済はよくない。ごまかしがある。)


良いシナリオでは、アメリカの利上げをマーケットが十分に折り込むことが考えられる。
また、日銀のサプライズの追加金融緩和があれば、マーケットにはプラス材料になる。


足元のマーケットについては


売り方の「買いたくない買い」と
出遅れた「個人の買い」により


株価の上昇余地は、あるかもしれない。
(もちろんどうなるかわかりません!)


GPIFも3月売り越していたので、買い余力がある。


しかし、当然のことながらリスク要因はたくさんある。

専門家の後講釈できる材料は、すでにたくさんある。


「米利上げ、ギリシャのユーロ離脱、中国経済などのリスク要因・・・」


(豊島逸夫の手帖より)


引き続き慎重な姿勢で投資したい。


日経平均株価は上がれば上がるほど、下げ幅は大きくなる。


みんかぶ予想


買い予想 3銘柄
売り予想 3銘柄


弱気でも強気でもない中立にします。




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