良著・『ウォール街のランダム・ウォーカー』 バートン・マルキール (著)
皆さんも、タイトルはご存知と思われますが、日本でも人気のようです。
インデックス投資 vs アクティブ投資は、色々な方が論評されていますが、
より、論理的に語っているのは、インデックス側と思うようになってきました。
もしも、あたたが、ウォーレン・バフェットと同じ才能(熱意?)があるのなら、
不要の本ですが、
一般の人ならば、お勧めです。
《 読んだ人の感想例 》・・ゴルフに例えての総括
著者は、市場では「過去は未来を予測できない」ことをきっぱり断言する。
1.素人が罠にはまりやすいテクニカル分析は科学的な外見を装っているが占星術と同じだと一刀両断。
2.企業の過去の業績分析でもって、将来の成長は予測できない。個別銘柄をうまく選択することはプロで も至難の業だ。まして素人投資家においては言うまでもない。
3.機関投資家の過去のパフォーマンスも、市場平均のそれにほとんど負けており、例えプロが好調なパフォーマンスを一時期あげることができたとしてもそれを持続することは、バフェットなどの例外を除き、歴史的に見てもなかった。
4.証券アナリストは業績予想という基本機能を満足に果たすことすら出来ていない。彼らの予想を信じて銘柄選択を行うと失望することになりかねない。
短期に大儲けを企む愚を避け、長期的スタンスで着実に市場の平均的成長の果実を得る道が株式投資の王道だ。株式市場の平均と「パー」で回れるのは、素晴らしいことなのだ。 幾多の個別銘柄で辛酸を舐めた今、著者の主張はストンと腑に落ち、心底納得。
・アマゾン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532354714/umeyashikisyo-22/ref=nosim/
・ETFの森
http://558110.info/ETFtoha.htmlーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※1、投資も、人それぞれと思います。
(男もいろいろ、女だっていろいろ・・♪)
歌:人生いろいろ 島倉千代子 → 吉 幾三
https://www.youtube.com/watch?v=F2JaJF02o0M
※2、指数投資も絶対ではありません。(時流、売買ときなど)
投資は、自己責任でお願いします。