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マネーの暴走が止まらない~サブプライムから原油へ~

 月曜、NHKスペシャルでサブプライム問題はなぜ起きたのか。という解説番組でした。今回のサブプライム危機はいつまで続くのか番組見る限りまだ続きそうに見えました。

 番組HPでは「サブプライムローンの取引や開発に携わった当事者たちは、最先端の金融工学を駆使した証券化という手法を過信し、全体像を見失った現場の実態。金融商品とともにリスクも転売し、誰も責任をとらない無神経が常態化していった恐ろしさ。日本のバブル崩壊をはるかにしのぐ、世界を巻き込んだ欲望の膨張と頓挫。しかし彼らも、彼らにとって変わろうとする中東などの新興勢力も、マネーを操る技術をさらに競うことで次の時代の覇者たらんとしている。

大手証券ベア・スターンズの破綻後も大手金融機関は損失をふくらませ、今も泥沼の状況にあるニューヨーク・ウォール街。サブプライムローンという「打ち出の小槌」を発明し住宅バブルを謳歌したのも今は昔、とどまるところを知らない地価の下落と、証券化ビジネス冷え込みあおりを受けるカリフォルニアなど危機の現場を徹底取材。東京で行われるG8を受けて値動きが注目されるニューヨーク証券取引所のナマの情報も織り交ぜながら、ビジネスマンが知りたい「今、本当は何が起きているのか」を、全力で伝える。」

 サブプライムは低所得者に当初は低い金利でローンを組む。しかし数年後金利は急上昇する当然払えなくなるはず、だがその間に住宅価格が上昇していれば、別のローン会社から借り換えできるという仕組みなんです。しかし住宅価格が下落を始めた現在は、まさに不良債権となってしまいました。
 リスクを証券化し、安全なローンと危険なサブプライムローンを混ぜトリプルAの格付けを受けることによって全世界に売られた金融商品が一気に紙くずになるという状況です。まさに、日本のバブル期同様、アメリカの証券会社は、焦げ付くのを承知でサブプライムローンを融資しまくっていたようです。その結果大手証券会社が破綻、買収されました。
 証券会社は、懲りずにサブプライムの次は石油の金融商品を今度は売っているとのこと。そこでは、セールスマンが石油がまだ上がると投資家に説明してました。昨日のニュースでも言ってましたが、原油先物市場の7割が投機マネーだそうです。こういう投資家がこの金融商品を買いまくれば、石油は高騰し続けバイオ燃料が必要となり、穀物は燃料に回され食料危機が起こるのも必然ですね。
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